minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

岩手県 秋のプライドフィシュ「岩手の秋さけ(いくら)」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第91弾!

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秋::岩手の秋さけ(いくら)(旬9~1月)をご紹介します。

北の海をめぐり大きく成長した身が引き締まったさけと食感はじけるいくら

 

プライドストーリー

本州一の水揚げ量を誇る岩手の秋さけ。秘訣は古くから行われているふ化放流

・県の各所で漁獲される岩手県の最も重要な資源のひとつです

 

川でふ化したさけの稚魚は、3月から5月にかけて海へ下り、1ヶ月ほどを湾内で生活します。この1ヶ月は、北洋へ旅立つための力を蓄える期間。湾内で豊富な動物プランクトンを食べ力をつけます。その後、岩手県では餌の少なくなる5月ごろ、約8~10cmになった大きな稚魚が北洋へ向け移動を始めます。水温が13℃台になる6月下旬には全ての稚魚が旅立ちます。稚魚たちはアラスカ沖・ベーリング海を回遊し、3~5年を経て、生まれた川に戻ります。

 岩手県では自然環境での稚魚のふ化のほか、各河川のふ化場において稚魚の生産・育成を行い、春先に放流しています。この取り組みは、岩手県の秋さけ資源の保護に大きな役割を果たしており、岩手の秋さけは本州一の水揚げ量を誇ります。

 秋さけは、低カロリーかつ良質なたんぱく質が豊富。抗酸化作用があるアスタキサンチンも多く含みます。アスタキサンチンは、さけの赤みの元。本来白身である秋さけの身を赤く色づけています。

 岩手のいくらは皮が柔らかく品質が良いため、市場から非常に高い評価を得ています。これは、岩手県の秋さけ漁の主な漁法が定置網漁であるということに深く関係しています。定置網漁では、網の中に入った秋さけを漁獲しますが、網を揚げる段階ではさけは生きており、水揚げした後すぐに近くの魚市場へ出荷するため、鮮度が非常に良い状態で流通します。それに加えて、いくらは河川に遡上すると粒が大きくなり、皮が硬くなっていきますが、河川に遡上する前に定置網で生きた状態で漁獲することで、柔らかく品質の良いいくらに加工することが可能となります。

 いくらは、頭の働きを良くし、コレステロールを下げる効果があると言われるDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでおり、DHAのカプセルと言えます。

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県の各所で漁獲される岩手県の最も重要な資源のひとつです

 岩手県では、12魚市場(八木・久慈・野田・普代・田野畑・田老・宮古・山田・船越・大槌・釜石・大船渡)という多くの漁港で秋さけが水揚げされています。中でも水揚げ量が多いのは、久慈・宮古・釜石・大船渡の4ヶ所です。

 漁法は定置漁業が約9割を占めます。その他にも、磯建網漁、延縄漁が行われています。

 岩手県では秋さけの資源管理を行うため、秋さけが遡上する各河川にふ化場を設置し、採卵、育成、放流を行っていました。しかし、東日本大震災で多くのふ化場が被災したため、一時期の放流尾数が減少してしまい、漁獲量にも影響が出てしまいました。ですが、皆様の様々な支援のおかげで、次々とふ化場を再建することができ、放流尾数を震災前の状態に戻そうと頑張っています。

 

 震災前 425百万尾

 23年度 298百万尾

 24年度 314百万尾

 25年度 387百万尾

 秋さけは、岩手県の漁業の中でも特に重要な魚種であり、多くの県民に親しまれてきた魚であることから、三陸・海の博覧会の開催を記念して平成4年2月21日に「南部さけ」として岩手県の魚に選定されました。

 

今回は岩手県のいくらを紹介しました。

第92弾は、山形県 庄内浜の秋さけを紹介します

 

 

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青森県 秋のプライドフィシュ「青森ひらめ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第90弾!

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秋::青森ひらめ(旬9~12月)をご紹介します。

北国の冷たい海で育つ引き締まった身は

「最高品質」のひらめと謳われるほどの美味

 

プライドストーリー

・名実ともに日本一を誇る「青森ひらめ」。県民の愛情をたっぷり受けた魚です

白神山地の清流が育んだ貴重な資源の保護に努めています

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青森県は、放流尾数・漁獲量ともに日本一を誇るひらめを「県魚」に認定しています。青森のひらめは北国の冷たい海で育つため、身の締まりが抜群。東京の築地市場では「最も品質が良い」との評価を受けています。

 青森では、佐井村漁協、大畑町漁協、脇野沢村漁協、八戸みなと漁協の4漁協にて「青天ひらめ」のブランドづくりに取り組んでいます。それぞれの漁協が、漁獲されたひらめを生きたまま7日~10日間暗くした水槽で安静蓄養させたひらめを「青天ひらめ」と認定。漁獲時のストレスにより失われたイノシン酸(旨味成分)が静養によって回復し、おいしくいただくことができるひらめです。活け締めから48時間後が最も旨味成分の多いタイミングとされているため、食べる日時に合わせて産地から直接お届けするようこだわっています。

 また、世界自然遺産白神山地を源流とする清流と日本海の荒波で育った「鰺ヶ沢ヒラメ」もブランド化を進めています。2010年には東北新幹線開業に向け、鰺ヶ沢を代表する魚としてひらめを使ったご当地グルメが開発されました。地域団体や飲食店による協議にて、多くの支持を得て誕生した「鰺ヶ沢ヒラメのヅケ丼」です。平成23年5月から町内の飲食店等、10店舗で提供を開始しました。各提供店がオリジナルの特製ダレを考案し、ヅケにしたひらめをご飯の上にのせた丼は絶品。お店によってはダシも用意され、お茶漬けスタイルで味わうこともできます。今では、お弁当としても販売されるようになりました。身は高タンパクで低脂肪。ヘルシーなお魚として人気を集めています。

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白神山地の清流が育んだ貴重な資源の保護に努めています

 

 青森ひらめは日本海側・津軽海峡陸奥湾・太平洋側と青森県全域で漁獲されます。主な漁法は一本釣り漁、底建網漁、刺し網漁ですが、定置網漁や底引き網漁でも漁獲されます。  昭和52年から漁獲量が減少し始め、平成元年には200トン前後まで減少しました。しかし翌平成2年からひらめの稚魚の放流を始め、毎年200~400万尾の稚魚を放流しています。その結果、平成12年に過去最高の1,807トンの漁獲がありました。  ひらめの資源量の増加と安定的な漁獲量を維持するため、様々な資源管理に取り組んでいます。青森県では資源回復計画を立て、休漁期間や操業自粛区域の設定、網の目合の制限を設けるようにしています。また漁獲された35㎝未満のひらめは再放流するなど、小型ひらめの保護にも努めています。 

 

 

 

今回は青森県のひらめを紹介しました。

第91弾は、岩手県 岩手の秋さけ(いくら)を紹介します。

ひらめについては大分県のプライドフィシュ「かぼすヒラメ」をご参考に・・・

 

 

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北海道 秋のプライドフィシュ「小樽・石狩のしゃこ」をご紹介!

 

全国プライドフィシュ紹介第89弾!

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秋::小樽・石狩のしゃこ(旬10~12月)をご紹介します。

春とは違う、引き締まった身の味わい。熟練の漁師たちが届ける石狩湾の秋の味覚

 

プライドストーリー

・多くの人に食べてほしい!そんな地域の思いと努力

・小樽・石狩のしゃこ、熟練の技で本来の旨さを

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しゃこといえば暖海性の日本全域に棲息し、伊勢・三河湾や瀬戸内海が有名ですが、小樽・石狩のしゃこは国内の他産地のものに比べサイズが大きいことが特徴です。

 高級すしネタとして認知されているしゃこですが、近年は小樽・石狩のしゃこをもっと知ってもらおうと、地域を挙げてブランド化するための取組みが行われています。その一例として、平成20年より毎年11月に小樽市では小樽しゃこ祭りが開催されており、茹でたて・焼きたての殻付きしゃこが振る舞われる他、同時期にはタイアップした市内飲食店でしゃこメニューが提供されます。また観光・水産関係者有志の試行錯誤の結果、平成26年には大手缶詰製造販売会社とコラボレーションしたしゃこの缶詰販売も実現しました。

 漁業者だけでなく、地域が一丸となっておすすめする小樽・石狩のしゃこ、是非ご賞味ください。

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小樽・石狩のしゃこ、熟練の技で本来の旨さを

 北海道で唯一、しゃこの刺し網漁が行われるのが北海道の日本海小樽市石狩市が面する石狩湾沿岸。刺し網漁とは、魚の通り道に網を仕掛け、網目に刺させたり、絡ませたりして魚を獲る漁法です。漁期は年2回、産卵前の卵が熟した子持ちを狙う4~6月と、脱皮後の身入りのいいしゃこを狙う10~12月があり、秋のしゃこ漁は10月の解禁後、わずかな期間で操業します。

 透明度が高い石狩湾のしゃこ漁は、時化で海底が濁ったときに餌を求めて巣穴から出るというしゃこの習性を利用して行われ、荒天の前に投網し、天候が穏やかになってから水揚げする方法のため、一般的な漁とは逆に時化の日が多いほど操業日が増える特殊な漁業です。

 しゃこは触覚・脚・鋭いトゲのある尾扇をもち、これらが折れると価値が下がる一方、鮮度が落ちやすく、生きているうちに茹でなければ殻が取り外しにくいため、丁寧な技とスピードが必要となります。

 

 

 

今回は北海道のしゃこを紹介しました。

第90弾は、青森県 青森ひらめを紹介します

 

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塩干専門のみなと水産ネットショップ リニューアルオープン記念 超目玉干物セット

塩干専門のみなと水産ネットショップ

リニューアルオープン記念 超目玉干物セットのご案内!

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日頃の感謝の気持ちを込めて、ネットショップの商品全品20%OFFと、

干物セット送料込2,500円(税別)下記干物がランダムで6枚!

通常販売価格5,000円~6,000円相当

下記 干物セット2,500円セットイメージ

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干物セット送料込3,500円(税別)下記干物がランダムで8枚~10枚!

通常販売価格8,000円相当

下記 干物セット3,500円セットイメージ

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下記画像(一部抜粋)の干物をランダムで詰め合わせ!

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干物セット内容一覧

メーカ-名 商 品 名 産 地 規 格 備 考
日和屋 どんちっちあじ開(緑テープ) 島根 1枚真空 1枚115~140g
日和屋 どんちっちあじ開(緑テープ) 島根 2枚真空 1枚115~140g
日和屋 どんちっちあじ開(黄テープ) 島根 1枚真空 1枚94~110g
日和屋 どんちっちあじ開(黄テープ) 島根 2枚真空 1枚94~110g
日和屋 あじ開き(茶テープ) 長崎 1枚真空 1枚116~130g
日和屋 あじ開き(茶テープ) 長崎 2枚真空 1枚116~130g
日和屋 あじ開き(白テープ) 長崎 1枚真空 1枚107~115g
日和屋 あじ開き(白テープ) 長崎 2枚真空 1枚107~115g
日和屋 かます開 特大 国内 1枚真空 131~155g
日和屋 きんき開 大 アメリ 1枚真空 150~200g
日和屋 真ほっけ開 大 北海道 1枚真空 280~320g
日和屋 さば灰干し(Lサイズ) ノルウェー 1枚真空 160~189g
日和屋 さば灰干し(Mサイズ) ノルウェー 1枚真空 130~155g
日和屋 真ほっけ灰干し 北海道 1枚真空 250~300g
日和屋 いわし灰干し 北海道 1枚真空 90~110g
日和屋 いわし灰干し 北海道 2枚真空 90~110g
丸安 あじ開き ノルウェー 1枚真空 1枚330gUP
丸安 かさご開き ウルグアイ 2枚真空 1枚200gUP
丸安 真ほっけ開き 北海道 1枚真空 1枚350gUP
丸安 つぼ鯛開き 宮城 1枚真空 1枚300gUP
丸安 さんま開き 北海道 2枚真空 7.5kg50尾サイズ
丸安 いわし開き 千葉 2枚真空 10kg60尾サイズ
丸安 あま鯛開き 中国 1枚真空 1枚280gUP
丸安 まとう鯛フィレ 青森 1枚真空 1枚310gUP
丸安 金目鯛開き N Z 1枚真空 1枚450gUP
丸安 かます開き 京都 1枚真空 1枚230gUP
丸安 縞ほっけ開き アメリ 1枚真空 1枚500gUP
丸安 赤魚開き アメリ 1枚真空 1枚400gUP
丸安 さば開き ノルウェー 1枚真空 1枚330gUP
但馬漁協 旨干し 篭入り  のどぐろ   5枚  
但馬漁協 旨干し 篭入り  カレイ(小)   5枚  
但馬漁協 旨干し 篭入り  ハタハタ   10尾  
但馬漁協 旨干し 篭入り  キス   10尾  
但馬漁協 旨干し 篭入り  げんげ   15尾  
但馬漁協 旨干し  詰め合わせ   いろいろ  

 

この機会に是非お立ち寄り下さい。

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宮崎県 夏のプライドフィシュ「宮崎メヒカリ(アオメエソ)」をご紹介!

 

全国プライドフィシュ紹介 第88弾!

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夏::宮崎メヒカリ(アオメエソ)旬7~8月)をご紹介します。

目が大きく青く光っている「宮崎メヒカリ」! 白身の魚でおいしい脂肪分が多いにもかかわらず、とてもヘルシーで若い人から好評!

 

プライドストーリー

・唐揚げなどにすれば子供達もパクパク食べる!おいしい「宮崎メヒカリ」を広めるため 地元漁協婦人部で料理講習会を精力的に開催し、今では地元の郷土料理に!

・グロテスクな見た目からは分からない、きれいな海洋深層水の中で育つ「宮崎メヒカリ」! 「宮崎メヒカリ」は、夏7~8月頃が最盛期!

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標準和名はアオメエソというアオメエソ科の魚で、目が大きく青く光っているところから、宮崎では、“目光り=メヒカリ”と呼び親しまれています。  地元で親しまれている食べ方は、まず、新鮮で大型のものは刺身が美味です。あしが早い魚なので、地元でしか食べられませんが、柔らかい身とほどよいのりの脂は最高にうまい。他にも、旨味が凝縮された素干しやみりん干し、佃煮、燻製などの加工品もとても美味です!また、白身の魚で脂肪分が結構多いのに、淡泊な味が最近のヘルシー感覚とマッチして、年輩者ばかりでなく、若年層にも大変好評です。また、もともと骨がやわらかいため、唐揚げなどにすると気にならなくなるので、特に子供達は喜んで食べるようになります。  「宮崎メヒカリ」は、かつて、深海えびびき網で獲れると雑魚(やっかいもの)扱いされていました。しかし、そのやわらかい身や脂ののりは雑魚ではありません。そして、そんなおいしい「宮崎メヒカリ」を広めるため、地元漁協女性部で料理講習会を精力的に開催し、その美味しさが徐々に一般の方に受け入れられるようになり、最近では宮崎の県北の郷土料理の素材として、貴重な魚になっております。

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グロテスクな見た目からは分からない、きれいな海洋深層水の中で育つ「宮崎メヒカリ」! 「宮崎メヒカリ」は、夏7~8月頃が最盛期!

 メヒカリは深海魚で、150~400mの深海に生息し、きれいな海洋深層水の中でエビ・カニ等の甲殻類や動物プランクトン、小魚を食べて育ちます。  宮崎沿岸では主に底曳き網で漁獲され、産卵する5月・6月の禁漁期を除けばほぼ周年水揚げされます。特に、夏7~8月頃は最盛期でもあり、また、漁の解禁を心待ちにしている地元では家庭や料理屋等で楽しまれています。県内では、延岡市宮崎市の2市で、水揚げされています。

  

今回は宮崎県のめひかりを紹介しました。

第89弾は、北海道 小樽・石狩のしゃこを紹介します

 

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大分県 夏のプライドフィシュ「銀たち「くにさき銀たち」「臼杵たちうお」」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介 第87弾!

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夏::銀たち「くにさき銀たち」「臼杵たちうお」(旬7~10月)をご紹介します。

キラキラと銀色に輝く、引き締まった美しい身が「銀たち」の証

 

プライドストーリー

・潮に揉まれ、豊かな海で育った「銀たち」はたっぷり脂がのった絶品。 銀箔の美しさにもこだわり抜いて

・一本釣り・こぎ釣りで身を傷つけずに漁獲。 食卓に届けるまでの処理や出荷にも最大限に配慮

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全国トップクラスの生産量を誇る大分のタチウオ漁(平成24年:全国2位)を行う漁業者が推奨するのは、“くにさき銀たち”と“臼杵たちうお”、別名銀たちです。

 国東から臼杵の海は、佐賀関半島を境界に、国東側の瀬戸内海(伊予灘)のおだやかな潮流と、黒潮にのった豊後水道の激しい潮流とがぶつかりあう海域。さらに国東半島の豊かな森の栄養が川によって運ばれ、エサとなるさまざまな生物が豊富な環境です。

 そんな海域でたくましく育った太刀魚は身が引き締まり肉厚で、コリコリとした歯ごたえのある食感に加え、たっぷり脂ののった甘みのある味が楽しめます。また、一本釣り漁業によって一本一本釣り上げられたたちうおは、「銀たち」の名にふさわしく銀泊がキラキラと光り、見た目の美しさも抜群です。出荷の際には銀泊がはがれないよう気遣いながら、丁寧な箱詰めが行われます。

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一本釣り・こぎ釣りで身を傷つけずに漁獲。

食卓に届けるまでの処理や出荷にも最大限に配慮

 国東半島沖合から佐賀関沖、保戸島沖にかけて好漁場となっており、国見・姫島・くにさき・佐賀関・臼杵津久見で主に水揚げされています。

 一本釣り漁業で、さらに船を走らせながら釣る“こぎ釣り”のために銀箔が剥がれず漁獲でき、皮つきの刺身にすると見ごたえがあります。また、漁獲後すぐに冷却処理、箱詰め、氷打ちを行うため高い鮮度を保てます。出荷サイズは18本/5kg以上で統一。船上漁獲直後にサイズ別に選別し、キズ物、腹切れなど2級品の混入防止対策が徹底されています。

 “臼杵たちうお”におけるこうした取り組みが評価され、2001年に農林水産大臣賞を受賞しました(全国青年・女性漁業者交流大会、漁業経営部門 大分県 獲るだけの漁師から脱却 ~共同出荷への取り組みについて~ 臼杵市漁業協同組合共同出荷組合)。漁協での共同出荷による、①目方不足のない出荷〈風袋込み(5.3kg)〉、②丁寧な取扱いと十分な氷による鮮度維持、③魚体サイズを揃えて出荷(半端なものは別にする)などが受賞に至った主なポイントです。

 近年はタチウオの漁獲量が減少していることから、漁業者は休漁日の設定や小型魚及び産卵親魚の保護等の資源管理(大分県タチウオ資源回復計画 平成21年3月30日公表)に取り組んでいます。

 

今回は大分県のたちうおを紹介しました。

第88弾は、宮崎県 宮崎メヒカリ(アオメエソ)を紹介します

たちうおについては和歌山県のプライドフィシュ「銀鱗の太刀」をご参考に・・・

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佐賀県 夏のプライドフィシュ「呼子のイカ(ケンサキイカ)」をご紹介!

 全国プライドフィシュ紹介 第86弾!

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夏::呼子イカケンサキイカ)(旬5~7月)をご紹介します。

コリコリの歯ごたえと甘みがたまらない。全国的に有名な「呼子の活イカ

 

プライドストーリー

・活き造りで名を知られる呼子イカ。 天ぷらやしゅうまい、冷凍パックなど楽しみ方はさまざま

・漁師と仲買、飲食店の連係プレーにより高鮮度のまま提供される活き造りが実現!

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日本3大朝市に数えられる「呼子の朝市」で観光客の人気を集める呼子イカ。なんといっても活き造りが一番です。呼子イカの活き造りは、昭和40年代に呼子のとある料理店で始まったと言われています。その後、大きな話題を呼んだ活き造りを看板とする店が続出。そうして現在の「イカの町」呼子として知られるようになりました。現代では、年間で数十万人がイカの活き造りを求め呼子に訪れています。  イカの活き造りコースを注文すれば、ゲソなどの部分は天ぷらか塩焼きにしてもらえ、二度おいしくいただくことができます。一夜干しやイカしゅうまいなどのお土産品も人気。近年では、CAS凍結したイカの活き造りパックも販売しており、自宅でも手軽に呼子イカの活き造りを楽しんでいただけます。  CAS凍結とは細胞を傷つけずに凍らせる特殊な凍結方法で、解凍した際ドリップが出ず、凍結前の鮮度の良いイカを味わえます。

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漁師と仲買、飲食店の連係プレーにより高鮮度のまま提供される活き造りが実現!

 玄海で最も多く漁獲されるイカで、佐賀の主要な水揚魚種となっています。イカ釣りは昼釣りと夜釣りにて漁獲されます。生きたまま取り扱うことが非常に難しいとされるイカですが、呼子地区をはじめとする玄海地区では、熟練のイカ漁師たちの腕によって最高の鮮度のままで漁獲されます。さらに、仲買や飲食店の人々のイカの取り扱い技術も高度なため、消費者にうまくて甘みのあるイカを届けることができます。このことが、佐賀玄海呼子地区がイカ活き造りの名産地たらしめる理由となっています。

 

今回は佐賀県ケンサキイカを紹介しました。

第87弾は、大分県 銀たち「くにさき銀たち」「臼杵たちうお」を紹介します

ケンサキイカについては福岡県のプライドフィシュ「一本槍(釣ヤリイカ/ケンサキイカヤリイカ)」をご参考に・・・

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