minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

宮崎県 春のプライドフィシュ「日南のかつお」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第175弾!

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春:日南のかつお(旬2~5月)をご紹介します。

宮崎が誇る「かつお」!春、黒潮にのって「初がつお!」がやってくる ナブラを追いかけ、豪快に釣り揚げる。これぞ「かつおの一本釣り!」

 

プライドストーリー

・日南市は古くから「近海カツオ一本釣り漁業日本一」を誇る! 日南市漁協女性部の加工品「うみっ子節」を開発し、農林水産大臣賞を受賞!

・「かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸! 室町時代から木造帆船で遠洋に乗り出す姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛される程!

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春、2~3月頃になると黒潮に乗ってやってきたカツオが全国に先駆けて宮崎県で水揚げされるようになります。カツオは昔から貴重な水産資源として多くの家庭で食され「初鰹」や「戻り鰹」など季節により呼び名を変え親しまれてきました。地元では、主に、やわらかくもちっとした食感がとてもおいしい“刺身”や“たたき”をはじめ、様々な料理にして食べられ、タウリン、ビタミンA・D・B1・B2等が多く含まれているため、健康には欠かせません。
 日南(にちなん)市は古くから飫肥杉(おびすぎ)や漁業を中心に栄え、中でもカツオは「近海カツオ一本釣り漁業日本一」を誇り、重要な主幹産業となっています。毎年2月から4月は屋久島・奄美大島近海で漁獲したカツオを大堂津(おおどうつ)港、目井津(めいつ)港、外浦(とのうら)港などの母港に水揚げし、産直出荷しています。
 日南市はカツオを使った加工品や料理が人気で、大堂津港がある日南市漁協の女性部はカツオを使った加工品「うみっ子節」を開発し、農林水産大臣賞を受賞しました。また、日南市かつお普及協議会が中心となって立ち上げた「ご当地グルメ 日南一本釣りかつお炙り重」は毎年3万食以上を売上げる人気メニューとなっています。

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かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸! 室町時代から木造帆船で遠洋に乗り出す姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛される程!

 「かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸。黒潮に乗って宮崎へやってきた、かつおのナブラ(魚群)にイワシの活餌を撒き、釣り竿で釣り上げるという大胆な漁法です。  宮崎県では、20t以上のかつお船と20t未満のかつお船に大別され、また、九州管内を周年の主漁場にする船と関東・三陸方面まで黒潮をともに北上する船に分けられます。その独特の一本釣りは世界のどこを探しても見ることのできない地球に優しいエコな漁法です。  目井津港がある南郷漁協は、宮崎を誇るカツオ漁の中心地で、近海カツオ漁の場合、最新機器の導入や保存技術の向上によって、鮮度の良いカツオが揚がることから、主に刺身用として供給しています。  外浦港がある外浦漁協は、室町時代から貿易で栄えた歴史があり、木造帆船で遠洋に乗り出す漁師たちの姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛されていました。外浦を代表するカツオ一本釣り漁は近海で2日~7日程度かけて沖縄南西諸島から三陸沖にかけてカツオを追って移動しながら漁を行っています。漁から帰ってくると、水揚げ量や帰船時間に合わせて漁協が出荷先を決め、運送作業をその都度行っています。

 

今回は宮崎県のかつおを紹介しました。

第176弾は、鹿児島県 かごしま一本釣かつおを紹介します。

かつおについては和歌山県のプライドフィシュ「ケンケン釣カツオ」、高知県のプライドフィシュ「土佐さが日戻り鰹」、福島県のプライドフィシュ「小名浜のカツオ」、愛媛県のプライドフィシュ「びやびやかつお」をご参考に・・・

 

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