minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

桜えびの豆知識

旬の桜えびについて紹介いたします。

1.桜えびの栄養の種類

桜えびには実にたくさんの栄養素が含まれています。主な成分は、たんぱく質、脂質、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウムマグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、キチン、キトサンなど。ビタミンの中には、葉酸なども豊富に含まれています。小魚などに含まれ、話題を集めるDHAも含まれているんですよ。実に多くの栄養素がぎっしり詰まっているんですね。特筆すべきはカルシウムの多さ。実に牛乳の6倍のカルシウム含有量なんですよ。ただし、カルシウムの吸収率は食品によって、異なります。魚類の吸収率は牛乳よりも劣ると言われているため、実質は6倍よりも少し下がり、4倍の含有量になっています。ただし、桜えびは丸ごと食べることから、他のエビよりも脂質の量が多いことも特徴。しかし、小さな桜えびですので、カロリー摂取量は車海老などの他のえびと同等程度です。まるごと食べられる桜えびは、ミネラルが豊富で、車海老などの他のえびと比較するとおおよそ3倍あるんですよ!

 

2.桜えびの健康への効能

栄養成分が豊富な桜えびには、どのような健康に嬉しい効果があるのでしょうか。カルシウムの多さからは骨阻しょう症の改善や予防に良いと考えられますね。また、ビタミン類には、細胞の老化を防ぐ作用があります。キチン、キトサンの摂取によって悪玉コレステロールを下げる作用や、肥満改善、免疫活性作用、整腸作用などの効果が得られるでしょう。桜えびの赤色に含まれるアスタキサンチンには、抗酸化作用、活性炭素を抑える作用や、眼精疲労を改善する作用が期待できます。このように、桜えびの栄養には健康に嬉しい作用が盛りだくさんなんですね。特に老化予防や、免疫力向上の作用から高齢者にはぜひたくさん食べて欲しい食品です。桜えびには実にたくさんの栄養が詰まっています。生のまま食べても栄養は豊富ですが、素干しにすると効果はさらに高くなるでしょう。素干しの場合には、そのままおやつ感覚で子どもから高齢者まで召し上がることが可能。気軽に普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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