千葉県 夏のプライドフィシュ「船橋の瞬〆スズキ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第71弾!
夏::船橋の瞬〆スズキ(旬5~10月)をご紹介します。
熟成につれて変化する深みある味わいをご堪能ください
プライドストーリー
・旬のスズキのなかでも、形や色艶の優れたものだけを厳選。 確立された活〆技術で鮮度と味を保ちます
・漁獲量日本一を誇る千葉のスズキ。栄養豊富な海東京湾で大きく育ちます
成長とともに名前を変える出世魚として広く知られるスズキ。幼魚を「セイゴ」、2~3年のものを「フッコ」、そして4年以上のものが「スズキ」と呼ばれます。高級魚として取り扱われていましたが、今では庶民的な価格で取引きされ、一般家庭でもよく食べられる魚となりました。
スズキは、癖のない淡白で上品な味わいが魅力。一年を通して水揚げされますが、「船橋の瞬〆スズキ」はその中でも旬の時期である5~10月に獲れた、型(1.6~2.4kg)、色、艶の良質なものだけを厳選しています。一晩活け越したのちに、活〆(血抜き)・神経抜きすることで鮮度と旨味を長く保ちます。時間の経過とともに変化する味わいを楽しむことができ、最初は歯ごたえと食感、次に魚本来の旨み、最後は熟成した旨みが味わえます。和・洋・中のさまざまな料理で、スズキの旨みをご堪能ください。
漁獲量日本一を誇る千葉のスズキ。栄養豊富な海東京湾で大きく育ちます
北海道南部から九州の沿岸や河川の流れ込む内湾まで広く生息していますが、その中でも千葉県の水揚げ量は全国1位。平成25年度の水揚げ量は1,981tと、全国の25.4%を占めています。栄養豊富な東京湾は、スズキの主要な産地。市川市から富津市の漁業者がまき網や底曳網、刺し網で漁獲し、大部分は船橋港に水揚げされています。
今回は千葉県のスズキを紹介しました。
第72弾は、神奈川県 佐島の地ダコを紹介します
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
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宮城県 夏のプライドフィシュ「表浜アナゴ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第70弾!
夏::表浜アナゴ(旬6~8月)をご紹介します。
長い歴史を持つ隠れた名産地。見た目、味ともに抜群です
プライドストーリー
・90年の歴史の中で変わらず受け継がれる漁法が高品質なアナゴの秘訣
・恵まれた環境で育つ宮城県のアナゴ。大きさも脂のりも格別です
恵まれた環境で育つ宮城県のアナゴ。大きさも脂のりも格別です
量・質ともに有数のアナゴ生産地である宮城県。その秘訣は地形です。仙台湾は親潮と黒潮がぶつかる潮目に位置し、プランクトンが豊富で、多くの生物が活発に活動している世界でも有数の漁場です。南西諸島の南の海域で生まれたアナゴの仔魚(レプトケファルス)は黒潮に乗って北上し、日本各地の沿岸域に着き、そこで1~2年かけて皆さんが知るアナゴに成長します。宮城で獲れるアナゴは穏やかな海を好み、湾に生息する多種多様な生物をエサとするアナゴ。抜群の環境で育つ仙台湾のアナゴは、大きさと脂のりが別格です。また、仙台湾で獲れるアナゴはほとんどがメスですが、メスはオスに比べてよく成長し、形も美しいのが特徴。仙台湾のアナゴが高品質である理由の一つです。
北日本の一部ではアナゴのことを「ハモ」と呼ぶ地域もあり、アナゴ筒漁も「ハモ胴漁」と呼ばれています。
アナゴの水揚げ量は2~6月に黒潮に乗ってやってきたアナゴの仔魚の来遊量によって左右さるため、宮城県では安定的かつ持続的にアナゴが獲れるよう、30㎝未満のアナゴは漁獲しても、再放流するなどの資源保護に努めています。
アナゴの旬は6月~8月。その期間に水揚げされるアナゴのなかでも腹部が飴色(黄金色)に輝いているのがおいしいアナゴです。
今回は宮城県のあなごを紹介しました。
第71弾は、千葉県 船橋の瞬〆スズキを紹介します
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北海道 夏のプライドフィシュ「日本海の甘えび」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第69弾!
夏::日本海の甘えび(旬5~7月)をご紹介します。
赤く輝く体に詰まるぷりぷり食感の身が自慢
プライドストーリー
・日本海の荒波に育てられた北海道自慢の食材
・漁師の経験と熟練の技が光るえび篭漁で日本一の水揚げ量を誇ります
標準和名をホッコクアカエビという甘えび、実は全てがオスとして生まれます。その後、成長の過程を経て5年目に性転換を行い、今度はメスに。冷たい海の中で約10ヵ月もの間、卵を抱くため、メスの身体は大きく体力がなければいけません。3月のえび篭漁解禁後、水揚げがピークとなる5月は最も実入りが良く、美味となります。味そのものを楽しみたいならオス、卵を味わいたいならメスがおすすめです。
日本海岸地域で獲られる甘えびの味のヒミツは、武蔵堆(むさしたい)や小樽堆(おたるたい)と呼ばれる道内有数の漁場にあります。「堆」とは、平らな頂きをもつ隆起部分のことを言い、海底地形が複雑となることから、プランクトンや魚介類の棲息に適し、よい漁場となることが多いのだそうです。日本海の荒波にもまれた獲れたての甘えびは、プリプリとした食感が特徴の、最高級甘えびとなります。
漁師の経験と熟練の技が光るえび篭漁で日本一の水揚げ量を誇ります
甘えびの水揚量日本一を誇る北海道の日本海側地域。日本海の甘えびは、「えび篭漁」という漁法で漁獲されます。これはその名の通り、「えび篭」と呼ばれるドーム型の篭の中に、エサとなるニシンや助宗鱈を仕掛け、えびを誘い込む方法です。
深夜に出港した船は漁場にむかい、操業を開始。先ずは油圧ドラムを使って、予め仕掛けておいたえび篭を引き揚げ、選別台で性別・サイズ別に分けます。選別を終えたら篭の中に再びエサを入れ、海中に仕掛けます。仕掛ける場所は漁師の経験と勘が物をいうのです。
今回は北海道の甘えびを紹介しました。
第70弾は、宮城県 表浜アナゴを紹介します
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沖縄県 夏のプライドフィシュ「沖縄美ら海まぐろ(キハダマグロ)」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第68弾!
夏::沖縄美ら海まぐろ(キハダマグロ)(旬7~9月)をご紹介します。
さっぱりとした味わいが癖になる薄紅色に輝く夏のマグロ
プライドストーリー
・赤身、血合い、トロすべてに健康に役立つ栄養たっぷり!
旬のマグロが手ごろに楽しめる、漁獲量トップクラスの島
・年中を通して沖縄県で水揚げされているマグロ。
環境にやさしい、伝統ある漁法で水揚げ
本マグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロなどのマグロ類は暖かい海を好み、沖縄近海に集まります。沖縄では、年間を通して常にマグロ類が水揚げされています。 沖縄のマグロ漁法は、2種類。1つ目は、延縄漁業です。戦後、食糧難の時代に当時の琉球列島米国民政府の援助で開始し、その後、日本政府と県外の協力をもとに遠洋マグロ延縄漁業が導入されました。延縄漁業では、「幹縄(みきなわ)」と呼ばれる縄に、針のついた枝縄(えだなわ)と呼ばれる縄をつけて魚を獲ります。枝縄5~10本ごとに浮きを付け、浮きから針までの距離で漁獲する水深を調整します。幹縄の長さは約100m、針の数は2000本以上に及びますが、1回の操業でマグロがかかる針はわずか6本程度です。 もう1つの漁法は、「パヤオ」という人工漁礁を海に浮かべ、そこに集まった魚を釣る漁法です。なぜパヤオに魚が集まるのかは解明されていませんが、一説ではパヤオに貝や海藻が付着し、それを食べにきた小魚をマグロが食べるという食物連鎖がパヤオの周りで起きているからといわれています。また、マグロが、パヤオのような海面に浮いているものに集まる習性があるからという説もあります。現在、パヤオは県内に約200基設置されています。 延縄やパヤオでの一本釣り等の基準を満たしたマグロが「沖縄美ら海まぐろ」の認定を受け、流通します。「沖縄美ら海まぐろ」ブランディング事業部は県内の小売店・飲食店等と連携したPRや消費者への食べ方・料理方法等の訴求を行い、更なるイメージの向上・定着を図っていきます。
第69弾は、北海道 日本海の甘えびを紹介します
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鹿児島県 夏のプライドフィシュ「キビナゴ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第67弾!
夏::キビナゴ(旬5~7月)をご紹介します。
銀色に輝く体は見た目も味も抜群!幅広い料理で楽しめるのが魅力
プライドストーリー
・刺身から唐揚げやピザまで、さまざまな味で県民に愛される夏の魚
・鹿児島県は、キビナゴを市場で流通する数少ない地域。
県内の幅広い地域で漁獲されています
大きくても全長10cmほどで、ニシン科の中でもスマートな身体を持つキビナゴ。体は美しい銀色で、中央には色鮮やかな青色の帯模様が走っています。その見た目から、鹿児島県南部の方言で「帯(キビ)」の「小魚(ナゴ)」という名前がついたと言われています。 性格はとても臆病で、産卵前後の夜は港内の街灯の下に集まりますが、人影が動くとすぐに沖に逃げてしまうほど。綺麗な水の中でしか生きていけず、1秒でも水の外に出すと死んでしまうため水族館で長期飼育できた例がないと言われる、デリケートな魚です。 鹿児島県はキビナゴを市場に流通させている数少ない地域のひとつ。県内に広く分布して生息しているので、さまざまな場所で盛んに漁獲されています。鹿児島県では郷土料理には欠かせない魚。県が選定する「かごしま旬のさかな(夏)」にも選ばれています。 魚釣りの餌としても利用されてきたキビナゴですが、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含むことから、近年は健康食品としても人気を高めています。身が柔らかく手で開いて簡単に刺身を作ることができ、鹿児島では手開きした刺身を菊の花にかたどって並べる「菊花造り」が有名です。また、調理が簡単で用途も幅広いため加工商品も多く存在し、お土産品としても人気があります。鹿児島県では古くから愛され、郷土料理には欠かせない魚です。
鹿児島県は、キビナゴを市場で流通する数少ない地域。
県内の幅広い地域で漁獲されています
本土北部から南部離島までの幅広い地域で漁獲されていますが、特に北部で多く獲られ、その中でも甑島はキビナゴの漁場として有名です。 甑島では主に刺網漁業で漁獲されています。刺網漁業はキビナゴの光に集まる習性を利用した漁法です。集魚灯を取り付けた網を海中に張り、光を海中で照らします。キビナゴは光に向かって泳ぎ、網に突き刺さります。しばらくしてから網を巻き上げ、刺さった魚を軽く叩いて落とし漁獲します。漁獲された魚はすぐに氷水に浸け、鮮度を保っています。
今回は鹿児島県のキビナゴを紹介しました。
第68弾は、沖縄県 沖縄美ら海マグロ(キハダマグロ)を紹介します
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
宮崎県 夏のプライドフィシュ「マヒマヒ(シイラ)」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第66弾!
夏::マヒマヒ(シイラ)(旬6~10月)をご紹介します。
淡泊でさっぱりとした身は揚げ物やムニエルなど、油との相性が特に抜群!
プライドストーリー
・漁獲量は全国でもトップレベル。身はもちろん、頭からダシをとったスープも必見
・一般的な漁法はもちろん、「シイラ漬け」や
「近海カツオ一本釣り」など独特の漁法でも漁獲されています
宮崎県は、全国でもトップクラスのシイラ漁獲量を誇ります。外国で人気が高く、特にハワイでは「マヒマヒ」の名前で高級魚として知られています。成長の早い魚で、秋に30~40㎝だったものが翌春には2倍の70cmほどになり、1年もすれば1m以上にもなります。諸説ありますが、「粃(しいな)」(もみの中に身が入っていないもの)のように、皮がかたく肉がうすいことから「シイラ」と言われるようになった、と言われています。 シイラは特徴的な頭部を持ち、オスは成長するにつれて突き出るように大きくなります。 シイラの水揚げは多いものの、鮮度が落ちやすいことや、加工技術が乏しいこともあり、未加工のまま、安価で県外に出荷されていました。宮崎県では、そんなシイラに付加価値を付けるべく、様々な取組を実施しています。漁獲したシイラの鮮度を維持するため、氷よりも効率的に冷やすことが出来る「海水冷却装置」を船に備えたり、宮崎県水産物ブランド認証品として、地元特産の焼酎の粕に麹を加えて熟成させた漬け床に、シイラの切り身を漬け込んだ「宮崎焼酎もろみ漬け(シイラ)」の商品開発、販売する等を進めています。 淡白でさっぱりとした身は、油との相性が特によく、天ぷらやフライ、ムニエルなどさまざまな料理に扱われます。大きな頭を解体して塩茹でにしてつくるスープは絶品です。また、宮崎県南部の特産品である「揚げかまぼこ(通称:「天ぷら」)」の原料としても使われています。
一般的な漁法はもちろん、「シイラ漬け」や
「近海カツオ一本釣り」など独特の漁法でも漁獲されています
ハマグリの漁場は、砂泥質の干潟域に形成されており、地盤の高い漁場ではジョレンやガンヅメ、地盤の低い漁場ではヨイショ(腰巻きジョレン)を用いて漁獲されています。漁獲されたハマグリは、ユリ目と呼ばれる道具でふるいにかけられ、殻幅1.7cmと3.5cmの2種類のサイズに選別され、出荷されます。 宮崎県では主に、はえ縄、ひき縄、まき網で漁獲しています。海中に1匹見えれば万匹いるとうこと、海に漂っているものは何にでもつく習性があることから、「まんびき」という別名があります。この性質を利用して、竹や柴を海面に浮かせた浮魚礁に群れる小魚を求め集まるシイラを漁獲する「シイラ漬け」という漁法も行われています。また、時には「近海カツオ一本釣り」にて、カツオと一緒に釣れることもあります。県内では主に延岡市・日向市・川南町・日南市・外浦の漁協で水揚げされています。
今回は宮崎県のシイラを紹介しました。
第67弾は、鹿児島県 キビナゴを紹介します
シイラについては神奈川県のプライドフィシュ「平塚のシイラ」をご参考に・・・
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