愛知県 夏のプライドフィシュ「愛知のシラス」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介 第76弾!
夏::愛知のシラス(旬6~8月)をご紹介します。
透き通る繊細な体には栄養たっぷり。どんな料理にも合う万能食材
プライドストーリー
・生シラスから「カチリ」まで、
幅広い加工法でおいしくいただける、バリエーション豊かな魚
・資源を守りながら、新鮮なシラスを水揚げ。 なかでも「シラス日本一の島」のシラス漁は圧巻です
愛知のシラスはカタクチイワチの稚魚から作られるものがほとんどで、「シロメ」とも呼ばれています。春から秋にかけて漁獲され、初夏にピークを迎えます。水揚げしたシラスはすぐに釜ゆでし、乾燥機で乾燥。さらに天日干しにすることで味がグンと良くなり、見た目もきれいな白色になります。生干ししたものを「釜揚げ」、やや固くしたものを「ちりめんじゃこ」と言い、さらに乾燥させ固くしたものは「カチリ」と呼ばれます。また、産地ならではの生シラスもおすすめです。 丸ごと食べられ、カルシウムやDHA、EPAも摂取できると言われています。カルシウムのイライラ防止効果は俗説ではありますが、ふっくら炊いたおいしいご飯にシラスを乗せて食べれば、幸せな気持ちになり心が落ち着くことでしょう。
資源を守りながら、新鮮なシラスを水揚げ。
なかでも「シラス日本一の島」のシラス漁は圧巻です
主要産地は、南知多町、碧南市、田原市です。1つの網を2隻の船でひいて漁獲する、船びき網漁業で漁獲されます。袋網の先端は着脱可能で、シラスの入った先端部のみを取り外し、運搬船に揚げてシラスを収容しています。 愛知県のシラス漁獲量は全国有数。なかでも最も有名なのは「シラス日本一の島」として知られる篠島のシラス漁です。夜明け前に漁船群が出港する際は、港が真昼のように煌々と明るくなり活気付きます。漁港には、釜ゆでシラスを天日干しする風景が広がります。 シラス漁は4~12月ごろまで行われます。シラスの資源量は変動が大きいため、休業や操業時間の短縮などの取り組みを行い、過剰漁獲を防ぎながら資源管理しています。
今回は愛知県のしらすを紹介しました。
第77弾は、京都府 丹後の海育成岩ガキを紹介します
しらすについては神奈川県のプライドフィシュ「湘南しらす」、大阪府のプライドフィシュ「大阪イワシシラス」をご参考に・・・・・
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
静岡県 夏のプライドフィシュ「紅富士(あかふじ)」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第75弾!
夏::紅富士(あかふじ)(旬3~8月・通年)をご紹介します。
富士山の湧水が育てた大々鱒。しっとり乗った脂の上品な甘みが絶妙
プライドストーリー
・雄大な富士山の栄養を受けて育つ、自慢のニジマス。 厳しい基準をクリアしたものは、癖のない味わいで人気
・細かく規定を定めることで、確かな品質を誇るブランド魚。 種苗生産から原魚出荷まで幅広く事業を確立しています
霊峰富士山の麓、富士宮市は全国一のニジマスの生産地。バナジウムを含んだ、富士山の清らかな湧き水で養殖された「富士山の湧水が育てた大々鱒 紅富士(あかふじ)」は、富士宮市のニジマスを牽引するブランドです。紅富士は、富士養鱒漁業協同組合で組織する検討会で策定した「養殖管理指針」及び「養殖管理マニュアル」に従って生産された高品質なニジマスです。名前の由来にもなった、体の紅色帯と鮮やかな身色が特徴で、サーモンカラーチャートが25以上のものだけが「紅富士」として出荷されます。富士山の清冽な湧水で育った紅富士は、獲れたての鮮度のままで出荷されるので刺身などの生食に最適。ツヤのある上品な紅色、しっかりとした歯ごたえ、しつこくない脂のりと甘みなど、どれをとっても富士の名に恥じない一級品です。 平成25年11月には、静岡が認定するブランド「しずおか食セレクション」に認定、平成26年9月には県が実施する認証審査に合格したものに与えられる「しずおか農林水産物認証」を取得し、味、品質ともに高い評価を誇っています。
細かく規定を定めることで、確かな品質を誇るブランド魚。 種苗生産から原魚出荷まで幅広く事業を確立しています
静岡県のニジマス生産は昭和8年、富士宮市に開設された静岡県水産試験場 富士養鱒場で始まりました。その後昭和25年に富士養鱒漁業協同組合が設立され、現在は組合員16名、准組合員7名の計23名の組合員が在籍し、紅富士は4名の組合員によって生産されています。生産には、「養殖管理指針」及び「養殖管理マニュアル」を定めています。管理指針の中には、紅富士の選定基準である、2kg以上の未成熟魚であること、サーモンカラーチャートが25以上のものであることのほかにも、養殖場所や使用している飼料など細かく基準を定め、高い品質を実現しています。 販売事業として、平成26年には30tもの原魚出荷を行いました。ほかにも、自営業生産部門では組合員へのニジマスの種卵供給や種苗供給も行っています。
第76弾は、愛知県 愛知のシラスを紹介します
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
石川県 夏のプライドフィシュ「生スルメイカ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介 第74弾!
夏::生スルメイカ(旬5~7月)をご紹介します。
黒潮にのって日本海を北上するスルメイカは、夏に石川沖にやってくる
プライドストーリー
・夏には全国から300隻の小型イカ釣り漁船が集結。 イカの内臓から作った能登地方独自の調味料「いしる」もお試しあれ
・小型いか釣り漁船で漁獲。沖合で瞬く漁火は夏の風物詩に
生鮮魚介類の中で、日本人が一番よく食べていると言われるイカ。石川県ではスルメイカ、アカイカ、コウイカ、アオリイカ、ヤリイカ、ソデイカ、モウゴウイカ、ホタルイカなど多岐にわたる種類のイカが漁獲されます。そのためイカ釣り漁は県を代表する漁業の一つですが、中でも代表的なのがスルメイカ漁です。南の海域で生まれたスルメイカはエサを求めて日本海を北上し、その途中でエサとなる小魚が多く生息している石川県沖に5~8月にかけて滞留。このスルメイカを狙って全国から約300隻の小型イカ釣り漁船が集結する様子は壮観です。
生スルメイカのおいしさの秘密は鮮度です。刺身ももちろん美味ですが、鮮度が良いため、煮たり焼いたりしても違いが十分に分かり、甘味と弾力のある食感が楽しめます。塩辛などにすればご飯のお供にも最適です。また、石川県で昔から利用されているのが「いしる(いしり)」です。これはイカの内臓と塩を漬け込んで発酵させて作った能登地方独自の調味料で、“イカの汁”という意味。お酒や水で薄めて使ったり、料理の隠し味にしたりと重宝されています。
小型いか釣り漁船で漁獲。沖合で瞬く漁火は夏の風物詩に
金沢港、富来漁港、鹿磯漁港、輪島港、蛸島漁港、宇出津港において、小型イカ釣り漁業で漁獲されます。石川県の小型イカ釣り船では、スルメイカの操業を夜間のみに認められ、漁獲後すぐに氷で冷却し、船上で鮮度を保持しながら一尾一尾丁寧に選別・箱詰めが行われます。入港後陸揚げされたスルメイカは直ちに競りにかけられ、鮮度抜群の状態で出荷されることになります。また同県では、集魚灯を利用する漁法から、漁火として夏の風物詩にもなっています
今回は石川県のスルメイカを紹介しました。
第75弾は、静岡県 紅富士(あかふじ)を紹介します
スルメイカについては富山県のプライドフィシュ「富山湾のスルメイカ(花見いか)」をご参考に・・・・・
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
富山県 夏のプライドフィシュ「富山湾のシロエビ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第73弾!
夏::富山湾のシロエビ(旬5~9月)をご紹介します。
透き通る体はまさに海の宝石。とろける身は贅沢そのもの
プライドストーリー
・特殊な地形「あいがめ」に生息。富山でしか獲れない自慢のエビです
・富山の希少な資源を守るため資源・鮮度管理は欠かしません
富山県のさかな」の1つ。シロエビは4月から11月にかけて漁獲されます。富山県特有の「あいがめ」と呼ばれる海底谷付近の水深約300mに生息。シロエビ漁が成り立つのは富山県のみです。希少性が高く、見た目は美しい淡い透明ピンク色。富山県のイメージアップ、魅力発信に大きく貢献しています。
「富山県のさかな」として選定されたのは平成8年。富山湾のシロエビブランド確立のため、富山県漁業協同組合連合会、とやま市漁業協同組合、新湊漁業協同組合により「富山湾の宝石」として商標登録されました。今では富山県を代表する水産物となっています。
シロエビは、主に贅沢なお寿司や刺身、唐揚げで楽しまれ、どれも絶品の味わいです。最近では地元のシェフを通じて、フレンチやイタリアンの高級食材として重宝されています。
富山の希少な資源を守るため資源・鮮度管理は欠かしません
シロエビは駿河湾・相模湾などにも分布しますが、漁業が成り立つほどまとめて水揚げされるのは、ここ富山湾だけです。水揚漁港は新湊漁港、岩瀬漁港の2港のみ。小型底曳網漁業の一つ「かけ回し漁法」で漁獲されています。漁場は神通川沖や庄川沖の海底谷「あいがめ」がある水深200~300m。年間の漁獲量は10年平均で400~500tほど。限られた資源を持続的に利用するため、資源管理を行っており、漁期を4~11月と定めています。また船上に水揚げした際には、殺菌冷海水を掛け流して、漁港に運ぶ等、様々な鮮度管理にも取り組んでいます。
今回は富山県のしろえびを紹介しました。
第74弾は、石川県 生スルメイカを紹介します
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
神奈川県 夏のプライドフィシュ「佐島の地ダコ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第72弾!
夏::佐島の地ダコ(旬5~8月)をご紹介します。
上質な環境で豊富な餌を食べ成長。丸く太った身は歯ごたえがありつつも柔らか
プライドストーリー
・品質・水揚げ量ともにトップクラス。豊富な餌を食べて育つ、東の絶品地ダコ
・タコを傷つけないように丁寧に漁獲。料理人の間でも高い評価を得る品質が自慢
三浦半島の相模湾に面した所に位置する佐島はタコの生息に適した磯根に恵まれ、黒潮による栄養豊富な海流がぶつかるため、タコの餌となるアワビやサザエなどの貝類、イセエビなどの甲殻類が多く生息します。豊富な餌に恵まれて育つ佐島の地ダコは、神奈川県下でも水揚げ量はトップクラス。有名すし店の料理人の著書でも高い評価を得るほど、抜群の品質を誇ります。 佐島の生産者による、組織的な生産体制に基づき、品質、生産量並びに供給体制の向上及び安定を目指す県内産農林水産物として「佐島の地だこ(地ダコ)」がかながわブランドに登録されました。 漁業者の間では、7月初旬の半夏生に大漁豊作を祈願して、八本足が大地に根付く地ダコを食べる風習があります。
タコを傷つけないように丁寧に漁獲。料理人の間でも高い評価を得る品質が自慢
横須賀市大楠漁協の地先で、タコを傷つけないようタコ壺やカゴ網、潜水漁にて漁獲されます。主に佐島漁港に水揚げされ、共食いを防ぐため水揚げ後すぐに1杯ずつ網袋に入れ、生きた状態で出荷、販売します。周年を通して漁獲されますが、ピークは5~8月です。 佐島漁港は背後に急峻な山があり、気候も温暖で、穏やかな所から別荘地として人気があり、隣には佐島マリーナが併設されています。また、横浜市場、築地市場にも近く、朝獲れのイワシやサバを出荷することができます。
今回は神奈川県のたこを紹介しました。
たこについては広島県のプライドフィシュ「三原やっさタコ」
山口県のプライドフィシュ「山口のまだこ」をご参考に・・・・・
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!
千葉県 夏のプライドフィシュ「船橋の瞬〆スズキ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第71弾!
夏::船橋の瞬〆スズキ(旬5~10月)をご紹介します。
熟成につれて変化する深みある味わいをご堪能ください
プライドストーリー
・旬のスズキのなかでも、形や色艶の優れたものだけを厳選。 確立された活〆技術で鮮度と味を保ちます
・漁獲量日本一を誇る千葉のスズキ。栄養豊富な海東京湾で大きく育ちます
成長とともに名前を変える出世魚として広く知られるスズキ。幼魚を「セイゴ」、2~3年のものを「フッコ」、そして4年以上のものが「スズキ」と呼ばれます。高級魚として取り扱われていましたが、今では庶民的な価格で取引きされ、一般家庭でもよく食べられる魚となりました。
スズキは、癖のない淡白で上品な味わいが魅力。一年を通して水揚げされますが、「船橋の瞬〆スズキ」はその中でも旬の時期である5~10月に獲れた、型(1.6~2.4kg)、色、艶の良質なものだけを厳選しています。一晩活け越したのちに、活〆(血抜き)・神経抜きすることで鮮度と旨味を長く保ちます。時間の経過とともに変化する味わいを楽しむことができ、最初は歯ごたえと食感、次に魚本来の旨み、最後は熟成した旨みが味わえます。和・洋・中のさまざまな料理で、スズキの旨みをご堪能ください。
漁獲量日本一を誇る千葉のスズキ。栄養豊富な海東京湾で大きく育ちます
北海道南部から九州の沿岸や河川の流れ込む内湾まで広く生息していますが、その中でも千葉県の水揚げ量は全国1位。平成25年度の水揚げ量は1,981tと、全国の25.4%を占めています。栄養豊富な東京湾は、スズキの主要な産地。市川市から富津市の漁業者がまき網や底曳網、刺し網で漁獲し、大部分は船橋港に水揚げされています。
今回は千葉県のスズキを紹介しました。
第72弾は、神奈川県 佐島の地ダコを紹介します
こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!