茨城県 夏のプライドフィシュ「茨城のあわび」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第37弾!
夏::茨城のあわび(旬6~9月)をご紹介します。
コリコリとした肉厚の身は、噛めば噛むほど旨みが広がる
プライドストーリー
豊富な餌を食べ、旨みを十分蓄えた高級食材。
味はもちろん、栄養価の高さも魅力のひとつ
茨城の海は、親潮と黒潮が交わり、栄養分が豊富なことが特徴です。磯場にはあわびの食物となるアラメやカジメなどの大型の海藻が繁茂していて、あわびにとっては絶好の環境。北方系のエゾアワビが、北茨城市から大洗町までの水深5mほどの岩礁域に生息しています。 あわびには、旨味成分であるグルタミン酸が多く含まれ、肉厚の身は甘みが強くコリコリとした食感が特徴です。採れたての新鮮なあわびは、刺身や踊り焼きなどで味わうことが出来ます。 あわびは、低脂肪・高たんぱく・低コレステロール・低カロリーな食材で、海藻をたくさん食べて育つため、銅、亜鉛、鉄分、マグネシウム、カリウムなどのミネラル類が豊富なほか、コラーゲン、タウリン、ビタミンA・B・Cなどの栄養素がたくさん凝縮されています。
稚貝を育成し、各漁場へ放流。大切な資源を守りながら水揚げしています
茨城県では、県が(公財)茨城県栽培漁業協会に委託して稚貝を生産し、3cm以上(2才)になった種苗を漁業者に販売しています。漁業者は各地先の共同漁業権区域内の漁場に放流し、稚貝の保護、漁獲量の制限や操業時間の制限など資源管理をしながら漁獲しています。天然物は約5年、人工種苗は放流後約3年をかけて漁獲可能サイズ(11cm)にまで成長し、その貴重なあわびは一つ一つ大切に漁獲されます。 県内では、大津、川尻、久慈町、久慈浜丸小、磯崎、那珂湊、大洗町の7つの漁協で水揚げがあります。6~9月にかけて(近年は特別採捕許可を受け10月も漁獲あり)、素潜りまたは潜水器を用いた潜水漁業によって、漁獲されます。
今回は茨城県のあわびを紹介しました。
第38弾は、千葉県 銚子の入梅いわし紹介します。
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