福島県 夏のプライドフィシュ「小名浜のカツオ」をご紹介!
全国プライドフィシュ紹介第36弾!
夏::小名浜のカツオ(旬6~9月)をご紹介します。
季節に応じて変化する味が魅力。新鮮なものは生の刺身が定番
プライドストーリー
水揚げ額、消費量ともに全国トップクラス。郷土料理としても親しまれる名物魚
福島県に水揚げされる魚のなかで、年間の水揚げ額が最も高いのがカツオ。小名浜港は全国主要43港のなかでも水揚げ額で上位を誇ります。さらに福島市のカツオ消費量は全県庁所在地中、高知市に次ぐ2位(平成27年)と、福島県民に愛されている魚です。カツオが水揚げされる小名浜港・中之作港を抱えるいわき市ではカツオを食べる食文化が特に栄えていて、新鮮なカツオの刺身は祝い事のご馳走として欠かせない品。にんにくやしょうがを薬味にした生の刺身が定番ですが、最近では藁焼きたたきにしたものも人気です。また、油で焼いたあとにしょうが醤油につけた「焼きびたし」という郷土料理はご飯のおかずとして各家庭で親しまれています。保存がきくのも人気の理由です。
初夏から夏にかけて、北の海に向かうところを水揚げします。北上しながら餌を食べて育つカツオは徐々に脂がのり、季節に応じて味の変化が楽しめるのが魅力。さっぱりとした初カツオから、深みある豊かな味わいに変化していきます。
設備を整えた大型魚市場を設置。抜群の衛生管理力が自慢
主にまき網漁、一本釣漁で漁獲され、いわき市の小名浜港や中之作港に水揚げされます。まき網漁業は、探索船や網船、運搬船など役割の決まった複数の船が船団を組んで操業する漁業です。
震災前は、福島県所属の船はもちろん、他県の船もたくさん水揚げし、初夏から初秋にかけて港はカツオの水揚げで賑わっていました。2015年3月に、小名浜魚市場が新しくなりました。沿岸漁業の魚介類を取り扱う高度衛生管理型市場と、大型漁船が2隻同時に水揚げできる閉鎖型市場、さらに日産50tの製氷施設と500tの貯氷施設の3つの機能を併せ持つ、地上5階建て、延べ床面積約9,000㎡の大型魚市場。高い衛生管理力のもと、受け入れ体制を整えています。
今回は福島県のカツオを紹介しました。
第37弾は、茨城県 茨城あわび紹介します。
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