minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

熊本県 春のプライドフィシュ「熊本アサリ」をご紹介!

 

全国プライドフィシュ紹介第29弾!

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春:熊本アサリ(旬3~5月)をご紹介します。

広大な干潟と豊富な餌、穏やかで温暖な有明海八代海は、おいしいアサリが育つ好条件が揃っています! “熊本アサリ”を増やすため、漁師は選別や漁場整備などを行っています!

プライドストーリー

“熊本アサリ”は鉄分、ビタミンB12が豊富で貧血解消には最適!

貝汁・バター焼き・酒蒸しなど様々な料理をお試しあれ!

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熊本県は、有明海八代海不知火海)に広大な干潟を有し、全国でも有数のアサリ産地です。豊かな有明海八代海には、広大な干潟が広がっており、アサリのすみかとなります。また、有明海八代海は比較的穏やかで温暖な海であり、アサリの餌となるプランクトンも豊富にあるため、アサリはぐんぐん育ちます。旬の時期には、身が殻いっぱいに詰まり、濃厚な味が楽しめます。鉄分、ビタミンB12が豊富で貧血解消には最適です。このほかミネラル、コハク酸(うまみ成分)などが多く含まれています。地元おすすめの食べ方は、貝汁・バター焼き・酒蒸し・パスタ・パエリアなど。様々な料理に合いますのでお試しください!

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漁師はジョレンを使って漁獲し、良いアサリを出荷するため、選別に細心の注意を払っています! “熊本アサリ”の資源を増やすため、小さいアサリの再放流だけでなく、漁場整備も行っています!

有明海八代海不知火海)では、砂泥質から転石の沿岸域に漁場が形成されており、地盤の高い漁場ではジョレン、地盤の低い漁場ではヨイショ(腰巻きジョレン)を用いて漁獲されています。漁獲されたアサリは、ユリ目と呼ばれる道具でふるいにかけ各漁場の漁獲サイズ(殻幅12mm)に選別され、ふるいから落ちた小さなアサリはその場で海に戻され、残った漁獲サイズ以上のアサリだけ出荷されます。その後、殻や砂が入った死貝(通称バクダン)を比重選別(ドロ選別)と呼ばれる手法ですべて除去し、正常な状態のアサリのみ出荷されます。  熊本県のアサリ生産は、昭和40年代後半から50年代前半には全国の漁獲量の約40%を占め、日本一の漁獲量を誇っていましたが、昭和52年の約6.5万トンをピークに、以後減少し、平成9年にわずか約1千トンにまで減少しました。このような状況の中で資源管理の必要性が見直され、漁業者による自主的な資源管理による漁場整備等が行われました。まだまだ漁獲量の回復には至っておりませんが、少なくても品質を高めるために、死貝を比重選別ですべて除去し、安全・安心なアサリのみの出荷に努めています。

 

今回は熊本県のあさりを紹介しました。

第30弾は、宮崎県 宮崎近海生マグロを紹介します。

あさりについて詳しくは、こちら!

https://minato-daizo.hatenadiary.com/entry/2018/05/02/140236

 

こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!

www.daizo-m.com