minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

山形県 夏のプライドフィシュ「庄内浜もずく」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第187弾!

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夏:庄内浜もずく(旬5~7月)をご紹介します。

栄養豊富な庄内浜もずくで夏バテ対策もばっちり

 

プライドストーリー

・漁獲量も増加し、近年注目が集まる素材。 地元ならではの新鮮さが自慢の「生もずくしゃぶしゃぶ」は絶品!

 

・箱メガネを使用して天然もずくを丁寧に漁獲。 豊富な水揚げ量と確かな品質が自慢

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庄内浜の豊かな海で育つ庄内浜もずく。磯見漁により丁寧に漁獲され、県内各市場で水揚げ後、地元を中心に流通・販売されています。古くから庄内地方の初夏の食材として親しまれており、「生もずく酢」や「味噌汁」で食されるのが一般的。最近では地元ホテルや旅館と提携し、高い鮮度ならではの「生もずくのしゃぶしゃぶ」で需要を拡大しています。漁獲金額は平成25年度670万円、平成26年度2,000万円、平成27年度2,200万円。山形県トップブランド魚種の候補にも挙げられており、消費の拡大が期待されています。

 庄内浜もずくの正式名称は「イシモズク」といい、一般的に流通している「オキナワモズク」よりも粘りが強く、歯ごたえがあるのが特徴です。日本の高温多湿な夏は、汗でミネラル分を失い、だるくなったり疲れやすくなる「夏バテ」の症状に陥りがちですが、もずくの旬は夏で、ミネラル分が豊富。身体の機能を維持・調整する働きをもち、なかでもカリウムやナトリウムは細胞の働きには欠かせません。カルシウムやマグネシウムも含み、夏バテ対策にはもってこいの食材です。

 また、もずくの特長であるヌルヌルとしたヌメリ成分のひとつである「アルギン酸」は、コレステロール値の改善や血圧を抑える効果、血液をサラサラにする効果や肥満、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果があるといわれています。もうひとつのヌメリ成分である「フコイダン」にはがんやアレルギーを抑えたり、血液を流れやすくなる働きもあるといわれています。さらに、海藻の食物繊維は野菜にも匹敵するほど豊富。夏バテ予防、不足しがちな栄養分の補給、肥満予防とさまざまな利点があるもずく。海藻パワーで、夏を乗り切りましょう。

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箱メガネを使用して天然もずくを丁寧に漁獲。 豊富な水揚げ量と確かな品質が自慢

 由良漁港(ゆらぎょこう)が、庄内浜もずくの主な水揚げ漁港です。由良漁港は、日本海に面した山形県鶴岡市の西部に位置。沖に浮かぶ白山島を頂点として扇状に形成された地域と一体になっています。底曳網漁業、定置網漁業、磯見漁を中心に、ズワイガニ、ブリ・イナダ、アジ、マガレイ、ハタハタ、サワラ、アワビ、もずくなどの豊かな庄内浜の魚介類が水揚げされる、山形県の中で3番目に水揚げの多い漁港です。

 庄内浜もずくは、船外機船で水深2m~15mの漁場へ行き、箱メガネを使って岩場に自生しているもずくを採取する「磯見漁」により漁獲されます。水揚げ量は、平成23年度4.6t、平成24年度13t、平成25年度3t、平成26年度18t、平成27年度27tと増加を続けています。

 庄内は、新鮮な食材の宝庫として「食の都(みやこ)」とも言われており、由良漁港で水揚げされる魚介類は、由良ブランドとして位置づけられ、「由良タラ」や「活ズワイガニ」など新鮮で豊富な食材として注目を浴びています。

 また、由良地域には、温泉や海水浴、ダイビング、釣りなどを楽しむ観光スポットとしての表情も。特徴のある景観があり、日本の渚100選に選ばれた白砂と遠浅の海岸です。 由良には温泉が出ており、ホテル等(ホテル八乙女)で楽しめるとともに、海水浴を始めとした海のレジャーが人気。漁村体験、漁業体験、漁船クルージング、海水浴、キャンプ、釣り、イカの一夜干しづくり、料理教室などさまざまな観光を楽しむことができます。

▼由良地域にまつわる「八乙女伝説」

由良地域にまつわる「八乙女浦の伝説」は、今から1400年前、第32代崇峻天皇(すしゅんてんのう)の一子である、蜂子皇子(はちこのおうじ)が丹後(京都)の由良から追っ手を逃れていた際、八人の乙女が舞いながら笛を吹き、招き入れたと言われています。この八人の乙女が躍った場所は「八乙女浦」と名付けられ、地域名は「由良」と名付けられました。

▼由良を象徴するシンボル「白山島(はくさんじま)」

由良地域の景観のシンボルである、白山島は3,000万年前の火山活動によってできたと言われており、現在でもその跡を見ることができます。白山島は、高さ72m、周囲436m、砂浜から島まで177mの赤い橋が架けられており、島には散策路、海洋釣り堀があります。236段の石段を上ると頂上には白山神社があり、日本海の眺望を楽しむことができます。白山島と日本海が生み出す「夕日のコントラスト」は、観光客に癒しと感動を与える景観として有名です。

 

今回は山形県のもずくを紹介しました。

第188弾は、千葉県 千葉のアワビを紹介します。

もずくに関しては青森県のプライドフィシュ「青森のモズク」をご参考に・・・

 

こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!

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青森県 夏のプライドフィシュ「青森のモズク」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第186弾!

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夏:青森のモズク(旬6~8月)をご紹介します。

白神山地から流れる豊かな水が育んだ天然モズク

 

プライドストーリー

・独特のねばりと食感が癖になる。青森の酢の物の定番        食材

 

・資源管理を徹底して良質なモズクを生産。

   塩蔵や冷凍で年中おいしくいただけます。

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モズクの名前の由来は、ホンダワラなどの「藻に着く」ことから来ていると言われています。青森県内で獲れるモズクは、沖縄の養殖モズクとは異なる食感とねばりが特長です。酢の物にすれば、他の海藻類にはない独特の歯ざわりと喉越しが楽しめます。同じモズクでも、成育場所や付着した基質(岩、草など)で硬さやねばりが異なるため、それぞれの特長を活かした料理が楽しめることも魅力です。ビタミンAなどのビタミン類や食物繊維などの栄養分を豊富に含む低カロリーな栄養食品です。酢の物の他、天ぷらやお吸い物、味噌汁、モズクラーメン、モズクうどん等、幅広い食べ方があります。

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資源管理を徹底して良質なモズクを生産。 塩蔵や冷凍で年中おいしくいただけます

 主に深浦漁協、新深浦町漁協、風合瀬漁協、鰺ヶ沢漁協にて漁獲されています。海藻をからめとる「突き」や「ネジリ」、潜水で手摘みする「潜水徒手」という漁法で漁獲しています。また、資源管理のため漁協の管理のもとに期間を決めて一斉操業をしています。

 一般に、色が黒くて茎は太く、ねばりの強いものが良質とされています。天候や海洋環境により毎年漁獲量は変動しますが、7月ごろが盛漁期で旬。塩蔵や冷凍して保存をすれば、周年を通して美味しく召し上がることができます。

 

今回は青森県のもずくを紹介しました。

第187弾は、山形県 庄内浜もずくを紹介します。

 

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宮崎県 夏のプライドフィシュ「宮崎ちりめん」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第185弾!

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夏:宮崎ちりめん(旬6~8月)をご紹介します。

「宮崎のひなた」干しで旨味アップ! どんな料理にも使える万能食材

 

プライドストーリー

・色白の小さな体には、凝縮された旨みがたっぷり! 徹底した品質管理で高い評価を得続ける、宮崎の特産品

・多数の加工場が切磋琢磨することで作り上げる、最高の品質と味わいが自慢

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主にマイワシやカタクチイワシの稚魚を塩水で茹でて作られるチリメン。一般的に未乾燥のものを「釜揚げチリメン」、七分乾きの柔らかい状態のものを「シラス干し」、かたくなるまで干したものを「上乾チリメン(チリメンジャコ)」と言います。
 チリメンは、河川水が流入する河口付近の浅瀬で漁獲されるため、大きな河川が流れ込む宮崎県日向灘はまさに絶好の漁場。水揚げから加工まで徹底した鮮度管理を行い、色白で旨味が凝縮されたチリメンを生産しています。国内では一番高いセリ値が付けられるなど、日本一の品質を誇っています。
 釜揚げチリメンをご飯に乗せた丼、酢の物やかき揚げ、サラダなど、どんな料理にも使える万能食材。最近ではイタリア料理店でパスタに使用されることも増えてきました。カルシウム不足も解消できるため、特に女性や子どもに勧めたい魚です。

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多数の加工場が切磋琢磨することで作り上げる、最高の品質と味わいが自慢

 運搬船1隻と網を引く2隻で漁獲する「機船船曳漁法」で漁獲されます。魚体が小さいため、鮮度保持が大切となるチリメン漁。水揚げ後は直ちに加工場へ搬入し、洗浄と茹で上げを行います。茹でる際に使うのは天然塩のみで、添加物などは完全不使用。チリメン本来の味を活かすことがこだわりです。さらに茹で上げ後は天日干しし、太陽光と自然風でチリメンの旨味を醸し出します。出来上がったチリメンは選別後、梱包し、関西や関東に出荷します。  JF延岡は生チリメンが名物です。加工も行いますが、柔らかさを残した仕上がりになっており、名前も「シラス」と呼ばれています。  JF宮崎では管内の各加工場が生産から加工までを一貫経営。それぞれの工場が独自のノウハウで加工し、互いが切磋琢磨することが、更なる品質向上につながっています。販売体制も各加工場で構築されており、全国各地の催事などにも積極的に参加しています。  延岡市宮崎市の他にも門川町、日向市、串間市で水揚げされます。

  

今回は宮崎県のちりめんを紹介しました。

第186弾は、青森県 青森のモズクを紹介します。

 

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岡山県 夏のプライドフィシュ「岡山のアナゴ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第184弾!

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夏:岡山のアナゴ(旬6~9月)をご紹介します。

「梅雨の水を飲んで大きくなる」と言われる 岡山のアナゴは肉厚だけど、味わいはあっさり。

 

プライドストーリー

・夏先に旬を迎える、ふっくら太ったアナゴ。 タレを焦がす「焼きアナゴ」の香りは岡山の夏の風物詩

・年間を通して漁獲されますが、夏のアナゴは格別。 「アナゴ筒」を使い、丁寧に漁獲します

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梅雨明け真近になると、浜に揚がってくるアナゴの量が一年で最も多くなり、最もおいしい季節を迎えます。時期を同じくしてウナギもハモも旬を迎え、魚屋さんの店先によく似た「ニョロニョロ体型」の三人衆が並びます。姿はよく似ていても、それぞれの味や味わい方は彼らの特徴をよく生かした工夫がされていて、昔からのその地方の人々のこだわりと自慢があふれる魚たちです。
 アナゴは、ハモやウナギと同じように、日本から遠く離れた南の海の深海まで遠い旅をして産卵します。生まれた稚魚は春先に、独特の透明な柳の葉っぱのような体で群れになって瀬戸内に帰って来て、イカナゴイワシのシラス漁で沢山獲られてしまいます。
 岡山では春の風物詩として、その稚魚を「べらた」と呼んで生で酢味噌をかけて食べます。初夏から真夏にかけて、アナゴの水揚げが増えるとともに、浜の直売所や、街の魚屋さんの店先で開きながら炭火で「焼きアナゴ」を焼き始めます。タレを焦がしながら焼くその香りは、昔も今も変わらず懐かしく、食欲をそそる思い出となって、どこに旅してもその香りに巡り合うと、故郷岡山の昔を思い出すソールフードとなっています。

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年間を通して漁獲されますが、夏のアナゴは格別。 「アナゴ筒」を使い、丁寧に漁獲します

 岡山の漁業においては、ポピュラーな魚種のひとつであるアナゴは、岡山全域で漁獲され、すべての漁協で水揚げされています。漁期は年間にわたり、漁法も多い中、夏の暑い盛りに、釣りまたはアナゴ筒、底曳網で漁獲され、活魚で水揚げされたものに最も高い価値がつけられます。  アナゴ筒漁に使われる「アナゴ筒」は、最近はプラスチック製ですが、胴の周りには水抜き穴がたくさん開いています。岡山ではこの穴の大きさをわざと大きく開け、小さなアナゴがそこから逃げられるように工夫し、いつまでもアナゴの水揚げが減らないように資源管理に努めています。  昔からその漁獲量に大きな変動はなく、特に梅雨入りから夏の間には大量に漁獲され、年間に使うかば焼き用の原料を確保するために開きにする作業に追われていましたが、近年その漁獲量が減少し、地元のアナゴは高値で流通し、大衆的な惣菜魚から、少しばかり高級な魚になってしまった感があります。  それでも、岡山では祭り寿司、巻きずしの具として欠かせない魚として、岡山を代表する魚種であることに変わりありません。一年を通じて大変身近な魚ですが、冬の脂ののったものに比べるとあっさりとして身の厚い、夏のアナゴは岡山自慢の夏魚です。  

 

今回は岡山県のあなごを紹介しました。

第185弾は、宮崎県 宮崎ちりめんを紹介します。

あなごに関しては宮城県のプライドフィシュ「表浜アナゴ」、大阪府のプライドフィシュ「大阪のマアナゴ」、神奈川県のプライドフィシュ「小柴のアナゴ」をご参考に・・・

 

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兵庫県 夏のプライドフィシュ「明石だこ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第183弾!

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夏:明石だこ(旬6~8月)をご紹介します。

兵庫が誇る日本一のたこ「明石ダコ」! 「明石だこ」はプリッとした食感と噛むほどに口に広がる旨みは絶品!

 

プライドストーリー

・「明石だこ」の旨味の理由は、明石海峡の激しい潮流と豊富な餌! 「明石だこ」は干しだこ、刺身、やわらか煮、天ぷら等様々な料理に用いられる関西の食文化には欠かせないもの!

・漁師は、小型底引き網、たこつぼ漁や一本釣り漁と巧みな漁法で「明石だこ」を獲る! 「明石だこ」のシーズンに「干しだこづくり」や「タコつぼオーナー」を体験できます!

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「明石だこ」は明石海峡周辺から明石沖の潮流の速い海域で漁獲されたマダコです。明石海峡周辺は餌となるカニ、エビといった生物が豊富にいる上、その海底は岩場や砂場など起伏が激しく多様な変化に富み、海峡部を通過する速い潮流が複雑に入り組んでいるので、そこで育つ「明石だこ」は激しい潮流に流されないようにふんばるため「足が太く短い」ことが特徴です。特に、梅雨のころから7月下旬の育ち盛りの時期は「麦わらだこ」と呼ばれており、産卵に向けて体力と栄養を蓄えようと活発に餌をとり、歯ごたえがありながら、柔らかく、甘みがあり、かみしめるほどに味が出ます。

 さらに、「明石だこ」は、ゆで上がると小豆色になる事が特徴です。兵庫県はマダコの漁獲量が日本一というだけでなく、「明石だこ」は地元でもなじみ深い食材で「明石の宝物」です。身が引き締まりうま味が強い「明石だこ」でしか作る事ができない干しだこは、兵庫県瀬戸内海沿岸の夏の風物詩でもあり、明石の浜のいたるところで見られる風景です。タコの旨みが凝縮した干しだこで作るたこ飯は明石自慢の郷土料理です。また、「明石だこ」は刺身、やわらか煮、酢の物、ぶつ切り、天ぷら、焼き物にと様々な料理にも用いられ、関西の食文化には欠かせないものになっています。

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漁師は、小型底引き網、たこつぼ漁や一本釣り漁と巧みな漁法で「明石だこ」を獲る! 「明石だこ」のシーズンに「干しだこづくり」や「タコつぼオーナー」を体験できます!

 「明石だこ」は明石海峡周辺の漁協で獲れるマダコです。

 その漁法は、主に小型底引き網で漁獲されているほか、たこつぼ漁や一本釣り漁も行われています。小型底引き網漁は漁獲量が最も多い漁法で、獲れるサイズは大小様々です。たこつぼ漁は、たこの体を傷つけず、タコにストレスがかかっていない状態でとれるのが特徴です。一本釣りは様々な工夫がされている疑似餌を使い、操作に技術が必要な漁法です。育ち盛りの時期に餌をとろうとする活きのいいタコが獲れるのが特徴です。

 季節が進むにつれて、タコの住む場所が砂底から岩陰に変化していくので、漁師はタコを獲るのに適した漁法を工夫します。

 JF兵庫漁連では、「明石だこ」のシーズンに「干しだこづくり体験」や「タコつぼオーナー」などのイベントを行っています、一度体験してみてはいかがでしょうか!

 

今回は兵庫県のたこを紹介しました。

第184弾は、岡山県 岡山のアナゴを紹介します。

たこに関しては広島県のプライドフィシュ「三原やっさタコ」、山口県のプライドフィシュ「山口まだこ」、神奈川県のプライドフィシュ「佐島の地ダコ」、大阪府のプライドフィシュ「魚庭のマダコ」、愛媛県のプライドフィシュ「松山沖のマダコ」をご参考に・・・

 

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大阪府 夏のプライドフィシュ「大阪のスズキ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第182弾!

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夏:大阪のスズキ(旬7~9月)をご紹介します。

体の大きさとは対照的な 上品な白身の味わいが魅力

 

プライドストーリー

・最大1mほどにもなる大型の出世魚。 口当たりが良い白身は、和食から洋食まで活躍の場はさまざま

・餌をもとめて水面付近に集まったところを漁獲。 厳選した魚体のみを出荷します

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大阪湾に生息する最も大きい魚のひとつで、最大1m近くまで成長します。大昔からマダイとともに高級食用魚として賞味されてきました。ブリなどと同様に、成長するにつれ名前の変わる出世魚で、セイゴ、ハネ、スズキと名前が変わります。

 12月から1月に大阪湾南部の沖合で産卵。3月ごろ、1.5cmほどに育った稚魚が岸近くまで集まり、そこで成長します。エビや魚、ゴカイなど何でも食べますが、1つのものを集中して食べ続けることが多く、雑食系でありながら一途な魚。海水魚ですが淡水でも生息し続けられるため、輸送技術が未熟な時代でも生きたまま内陸の遠方まで運ぶことができました。かつて、大阪湾から琵琶湖までのぼったスズキがいたという記録もあるほどタフな魚です。現在では、シーバスとして遊魚の対象となるなど、とても身近な魚として知られています。

 上品な白身で、さまざまな料理で楽しむことができます。旬の夏を迎えて脂がのったものは、塩焼きやムニエル、ソテー、刺身などが絶品です。

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餌をもとめて水面付近に集まったところを漁獲。 厳選した魚体のみを出荷します

 夕方から早朝にかけて活動し漁獲します。この時間帯に漁獲する理由は、スズキが餌を獲るために活発に活動するためです。7月の大潮の夜には、ゴカイの仲間が産卵のために水面を泳ぎ回るところを狙ってたくさんのスズキが集まります。水面をバシャバシャと鳴らして捕食しているところを漁獲。沿岸では刺網の一種である囲い刺網を使用。他にも小型定置網や、沖合では底曳き網で漁獲することもあります。大阪府下の漁協に水揚げします。  体長50cm以上で、活け〆または氷〆されたものだけを”プライドフィッシュ”として選び、出荷します。 

 

今回は大阪府のすずきを紹介しました。

第183弾は、兵庫県 明石だこを紹介します。

すずきに関しては千葉県のプライドフィシュ「船橋の瞬〆スズキ」、岡山県のプライドフィシュ「夏バネ(スズキ)」をご参考に・・・

 

こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!

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