minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

静岡県 夏のプライドフィシュ「静岡のしらす」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第181弾!

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夏:静岡のしらす(旬6~9月)をご紹介します。

漁場の近さが鮮度の決め手。 ピチピチ弾ける獲れたての味

 

プライドストーリー

・日本一高い富士山、日本一深い駿河湾。 二つの恵みが出会い、静岡のしらすは美味しくなる

・漁法は船曳網が主流。 入網と同時に、砕氷で締めて鮮度を封じ込める

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南の海から黒潮に乗って静岡沿岸へやってくるイワシの稚魚たち。まだ魚体が透明なことからしらす(白子)と呼ばれ、静岡県では兵庫県と全国12を争う生産量を誇ります。主な漁場となる遠州灘駿河湾には、富士山の雪解け水や南アルプスからの山の栄養が豊富に注ぎ込んでいます。さらに、駿河湾は日本一の深さを誇り、その深海からは湧昇流に乗って栄養豊かな海水が流入しています。そんな静岡の海は、山の恵みと深海の恵みが出会う栄養豊かな海。エサとなるプランクトンに恵まれた環境で、しらすは漁獲に適した大きさとなる生後12カ月まで成長します。

 また、しらすの漁場が漁港から近いことも、静岡の海ならではの特徴の一つ。近くの漁場で獲り、瞬時に大量の氷で締めるとすぐに帰港して水揚げします。鮮度が落ちやすいしらすですが、獲れたてピチピチ、プリプリの食感で味わえるのは静岡の自慢です。もちろん現地で食べるだけでなく、流通の上でも鮮度の高さは味わいの豊かさにつながります。近年は冷凍技術が発達し、生しらすの配送も可能になりました。生姜醤油で頂く「生しらす」のほか、釜揚げやちりめん干し、たたみいわしなど、加工されたものが各地で人気です。

 「ふじのくに食の都」を掲げる静岡では、県の特産品を「食セレクション」として認定しPRを行っており、御前崎町、吉田町の「お刺身用冷凍生しらす」や富士市の「富士山しらす」が選ばれています。

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漁法は船曳網が主流。 入網と同時に、砕氷で締めて鮮度を封じ込める

 しらすの漁期は、3月21日~翌年の1月14日まで。沿岸の浜地域で漁獲され、初夏から秋にかけてのシーズンが中心です。安倍川、興津川富士川などの河口周辺で群れをなしているしらすを、船で網を曳いて漁獲します。静岡県西部から旧静岡市のあたりまでは2そう曳網、旧清水市以東の地域では1そう曳網が主体です。

 2そう曳網漁業は、網船2そうで魚群を探索し、魚群を見つけ次第両船で曳網を展開。曳網を行い、船尾に入網して水揚げします。この入網と同時に、素早く砕氷で締め、港へ運搬します。1そう曳網漁業は、網船1そうで魚群を探索し、魚群を見つけ次第、魚群を巻くように網を投入します。投入後曳網を行い、船尾に入網して水揚げします。入網と同時に砕氷によって締める点は、2そう曳網漁業と同様。漁場から店頭に並ぶまでにかかる時間はごくわずかで、このスピード感が静岡のシラスをより一層美味しくさせています。

 

今回は静岡県しらすを紹介しました。

第182弾は、大阪府 大阪のスズキを紹介します。

しらすに関しては神奈川県のプライドフィシュ「湘南しらす」、大阪府のプライドフィシュ「大阪イワシシラス」、愛知県のプライドフィシュ「愛知のしらす」、茨城県のプライドフィシュ「茨城のしらす」、和歌山県のプライドフィシュ「和歌山県しらす」、高知県のプライドフィシュ「高知春野のどろめ」をご参考に・・・

 

こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!

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石川県 夏のプライドフィシュ「いしかわの紅ズワイ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第180弾!

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夏:いしかわの紅ズワイ(旬5~6月)をご紹介します。

日本海の栄養をたっぷり蓄えた 甘味とうまみを堪能ください!

 

プライドストーリー

・身離れがよくて食べやすく、安くて美味い紅ズワイ。 汁物や鍋にもうってつけの庶民の味方!

・かごに入れて漁獲するかご漁で、傷つけず品質を保ったまま漁獲。 資源管理を徹底し、貴重な海の幸を守ります

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 栄養豊富な日本海固有水(日本海の水深約300m以深に存在する水温が01℃で安定した水塊)に育まれた、ベニズワイガニは安くて美味い庶民の味方。
身離れが良く、殻からすぽっと抜いた身を頬張れば、その甘味とうまみに驚くこと間違いなし。良い出汁が出るため、汁物や鍋にもうってつけで、様々な料理に気軽に使える価格の安さも魅力の一つ。それも、資源管理を厳格に行い、安定して漁獲、供給できるからこそ。
ふるさと納税でも大人気で、エビ・カニの返礼品の中でも上位5品のうち3品に石川県のベニズワイガニがランクインするなど、人気に広がりを見せています。(ふるさと納税サイト”ふるぽ“ H30.10.15時点)
『黄金ガニ』
通常ベニズワイガニズワイガニよりも深い海域に生息しますが、石川県の沖合では、一部生息域が接する漁場があります。そこでは、極稀にベニズワイガニズワイガニの交雑種が漁獲されることがあり、その味は、冬のプライドフィッシュ『加能ガニ』にベニズワイガニの甘味を加えた究極の味わいといわれています。その希少性からあまり知られていませんが、一生に一度は味わいたいものです。

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かごに入れて漁獲するかご漁で、傷つけず品質を保ったまま漁獲。 資源管理を徹底し、貴重な海の幸を守ります

 かにかご漁にて漁獲され、金沢港や富来漁港、輪島港小木港等で水揚げされています。栄養豊富な日本海固有水が存在する水深800m以深の海域で、シイラやサバ等のカニの餌となる魚を入れた専用のかごを沈め、かごに入ったベニズワイガニを漁獲します。 持続的な漁獲と資源を保護するため、メスのカニは全面的に禁漁となっており、オスのカニも甲幅9㎝未満の個体が禁漁となっている他、かご数の上限、漁獲量の上限を設ける等、厳密に管理されています。  

 

今回は石川県の紅ズワイガニを紹介しました。

第181弾は、静岡県 静岡のしらすを紹介します。

 

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富山県 夏のプライドフィシュ「富山湾のイワガキ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第179弾!

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夏:富山湾イワガキ(旬4~8月)をご紹介します。

立山連峰の恵みで大きく育ったカキ。 肉厚の身がジューシー!

 

プライドストーリー

・栄養たっぷりでボリューム満点!富山の夏の栄養源。 細心の衛生管理が施されたイワガキを、生で召し上がれ

・プロの漁師が10mもの深さに素潜りして漁獲。 漁期を制限することで資源保護にも取り組んでいます

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富山湾の夏の味覚を代表するもののひとつ、イワガキ。冬に旬を迎えるマガキと違って夏が旬で、67月に盛漁期を迎えます。

 立山連峰をはじめとする山々から豊富な栄養分が注ぎ込む富山湾では、プランクトンが多く発生します。その豊富な栄養分によって育つ天然のイワガキは、マガキよりも2回りほど大きく、身は厚くてジューシー。濃厚な旨味がたっぷりで、食べ応えのあるボリュームが魅力です。生で食べるのが一般的ですが、炭火焼やカキフライ、カキ飯にしても存分に楽しむことができます。

 海のミルクとも呼ばれる栄養豊富なイワガキは、魚が少ない夏の時期の貴重なタンパク源。グリコーゲンやミネラルが凝縮されており、夏バテや貧血、動脈硬化予防などに良いと言われております。蒸し暑い富山の夏を乗り切るパワーの源として、県民に重宝されています。

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プロの漁師が10mもの深さに素潜りして漁獲。 漁期を制限することで資源保護にも取り組んでいます

 富山湾には多くの河川から豊富な栄養が流れ込んでおり、特に河口の近くではイワガキが獲れます。イワガキは、防波堤や岩礁などに張り付いているものを「カキ起こし」と呼ばれる鉄製のバールを用いて素潜りで漁獲します。漁業者はときに10mの深さまで潜ることもあり、1分から2分間程度潜り続けることもあります。

 主な水揚漁港は、氷見漁港、新湊漁港、岩瀬漁港、四方漁港、滑川漁港、魚津漁港、黒部漁港、宮崎漁港ですが、県内のすべての漁港で水揚げされます。また、現在は資源保護のため、漁期を4~8月に限定しています。

 

今回は富山県のかきを紹介しました。

第180弾は、石川県 いしかわの紅ズワイを紹介します。

かきについては石川県のプライドフィシュ「石川産・岩がき」、鳥取県のプライドフィシュ「夏輝(天然の岩ガキ)」、京都府のプライドフィシュ「丹後の海 育成岩がき」、宮城県のプライドフィシュ「みやぎの殻付カキ」、広島県のプライドフィシュ「広島かき」、福岡県のプライドフィシュ「筑前海の真かき」、北海道のプライドフィシュ「厚岸のかき」をご参考に・・・

  

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神奈川県 夏のプライドフィシュ「小柴のアナゴ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第178弾!

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夏:小柴のアナゴ(旬6~9月)をご紹介します。

歌川広重の「金沢八景」に描かれた神奈川の海。 風光明媚な湾で立派に育つ、自慢のマアナゴ

 

プライドストーリー

・豊富な餌を食べ、上質な脂を蓄えるマアナゴの旬。 身の柔らかさと鮮度の高さが、美味しさの決め手

・デリケートな習性を持つマアナゴを、丁寧に、 ストレスをかけずに漁獲する「アナゴ筒漁」

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神奈川県横浜市金沢区にある「小柴」は江戸後期に生きた浮世絵師・歌川広重が描いた名所絵揃物「金沢八景」の中の一枚、「乙軸帰帆」で描かれた寺前地区に隣接する港町。昭和50年代に海岸線は埋め立てられ、今では人工砂浜を有する「海の公園」として市民の憩いの場となっています。「柴漁港」もその一画にあります。東京湾は小魚、ゴカイ、カニ、エビなど、マアナゴの餌が豊富。特に、海水がやや温まる梅雨から夏場にかけての時期は、餌をたくさん食べることから脂がたくさん乗って身も柔らかいマアナゴが揚がります。

 マアナゴは、とてもデリケートな魚。漁獲する時、酸素が薄くなったり、ストレスがかかったりすると、白くまだらになって身が硬くなり、鮮度が落ちます。しかし、マアナゴの習性を活かした「アナゴ筒漁」であれば、マアナゴを傷つけず、ストレスを与えずに漁獲することが可能です。このため、鮮度が良く、美味しい状態で出荷することができるのです。20075月、全国紙の寿司ネタランキングで「小柴のアナゴ」が全国第4位となる評価を得るなど、人気を博しています。

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デリケートな習性を持つマアナゴを、丁寧に、 ストレスをかけずに漁獲する「アナゴ筒漁」

 神奈川県でマアナゴが水揚げされるのは、東京湾に面した横浜港の生麦・子安地区、柴漁港、金沢漁港、横須賀の新安浦港です。アナゴの漁法は「アナゴ筒漁」がメインですが、旬の時期には「底びき網漁」でも漁獲されます。「アナゴ筒漁」では、長さ80cm、直経10cm程度の塩化ビニル管の筒を30m間隔で連結した縄を海に投入。筒には水抜きやアナゴの稚魚を逃がすための穴があります。筒の中には餌であるイワシイカを入れ、筒に入ったら出られない仕組みになっています。このように筒で漁獲することによって傷やストレスを与えることなく漁獲できるので、市場では特に高い評価を得ています。また東京湾沿岸の多くは海底が砂地となっており、砂地に潜むアナゴを「底びき網漁法」でも漁獲します。 

 

今回は神奈川県のあなごを紹介しました。

第179弾は、富山県 富山湾イワガキを紹介します。

あなごについては宮城県のプライドフィシュ「表浜のアナゴ」、大阪府のプライドフィシュ「大阪のマアナゴ」をご参考に・・・

 

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北海道 夏のプライドフィシュ「厚岸のかき」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第177弾!

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夏:厚岸のかき(旬5~8月)、(12~2月)をご紹介します。

海水温が低く、通年温度変化が少ないため全国的にも珍しい“年間出荷”が可能な厚岸のかき。身がふっくらとし美味しくなる秋から冬はもちろんのこと、他ではなかなか食べられない夏だから、今回、プライドフィッシュに登録しました。

 

プライドストーリー

・秋・冬だけじゃない! 夏でも食べられる、栄養豊富な厚岸のかき

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厚岸(アッケシ)は地名の語源がアイヌ語の「アッケケシ(かきのあるところ)」という説があるほど、古くよりかきの産地として知られています。美味しいかきが育つ秘密は、太平洋厚岸沖で暖流と寒流が交差することに加え、別寒辺牛川(ベッカンベウシガワ)の源流や、森・湿原の栄養分が汽水湖である厚岸湖に流れ込むことにあります。

 また寒流の影響により夏でも海水温が上がりにくく、かきの成熟コントロールが可能となります。これにより厚岸では国内で唯一、年間を通じてかきの出荷が可能となり、他ではなかなか難しい夏でも美味しいかきをお届けすることができるのです。低い海水温の下でじっくりと栄養を吸収したかきの味わいは格別です。

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 厚岸には地場産種苗の安定確保を目的とした人工種苗生産施設があります。ここでは人工授精が行われ、一千万粒規模での稚貝育成が可能です。適正な水温管理下で飼育された幼生を約0.2mmに粉砕したカキ殻に付着させ、稚貝が35mm以上になったころ養殖用種苗として出荷します。シングルシード方式と呼ばれるこの方法は、オーストラリア クラレンス市との交流の中で存在が知られるようになり、生産者の有志によって北海道の気候に合うよう改良されました。出荷された種苗は養殖用籠へ収容され、厚岸湖・厚岸湾の栄養豊富な環境で育てられます。

 水揚げされたかきは消費者が安心して食べられるよう、紫外線照射により殺菌された清浄海水で48時間蓄養した後出荷されます。また定期的に外部検査機関による貝毒ノロウイルス検査を実施することで、安心で美味しいかきが食卓に届けられます。

 

今回は北海道のかきを紹介しました。

第178弾は、神奈川県 小柴のアナゴを紹介します。

かきについては石川県のプライドフィシュ「石川産・岩がき」、鳥取県のプライドフィシュ「夏輝(天然の岩ガキ)」、京都府のプライドフィシュ「丹後の海 育成岩がき」、宮城県のプライドフィシュ「みやぎの殻付カキ」、広島県のプライドフィシュ「広島かき」、福岡県のプライドフィシュ「筑前海の真かき」をご参考に・・・

 

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鹿児島県 春のプライドフィシュ「かごしま一本釣りかつお」をご紹介!

 

全国プライドフィシュ紹介第176弾!

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春:鹿児島一本釣りかつお(旬2~5月)をご紹介します。

全国に先駆け美味しい春を告げる、かごしま自慢の“春かつお

 

プライドストーリー

・獲れたてのかつおと採れたての新玉ねぎは相性抜群! 特産の芋焼酎もすすむ最高の逸品です。

・生鮮かつおと冷凍かつお、どちらも一本釣りで丁寧に漁獲!

獲れたての鮮度をお届けします。

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 鹿児島、山川、枕崎、それぞれの港で水揚げ量が一番多いのが“かつお”。なかでも生鮮かつおは全国に約2,800ある漁港の中で、鹿児島港が水揚げ量全国第2位(一般社団法人 漁業情報サービスセンター「水産物流通調査(2016年)」より)、山川港も10位以内にランクインするほど、生鮮かつおの水揚げ量が多いのが鹿児島県です。  2月頃から日本近海を黒潮にのって上ってくるかつおは、全国に先駆け鹿児島に美味しい春を告げてくれます。日本回遊ルートのスタート地点であり、初かつおとして全国に出回る『鹿児島一本釣りかつお』。一本釣りで一匹ずつ丁寧に釣り上げられるので姿形が美しいのも自慢です。身がしまった鮮やかな赤身は鮮度抜群、DHAやEPA、ビタミンB群、タンパク質を豊富に含み、栄養価も非常に高い食材です。  刺身やたたきとして贅沢に厚切りし、もちもちとした食感を楽しむことができるのは、鹿児島近海で獲れた『かごしま一本釣りかつお』ならではの特徴。家庭では刺身はもちろん、新玉ねぎと合わせてぽん酢でさっぱり!カルパッチョなどサラダの彩りに添えるのも粋なものです。また、かつおは捨てるところの無い魚と言われ、腹皮(腹の身)の部分は焼いたり、揚げたりして美味しく召し上がれるほか、頭はコラーゲンたっぷりのビンタ(頭)煮として、内臓は“かつお酒盗”にもなります。このように、県民に広く愛されているかつおは、鹿児島県の『かごしま旬のさかな(春)』に認定されています。  また、枕崎市は冷凍かつお(南方B1かつお)の水揚げ量が全国2位、鰹節の生産量は全国1位としても有名です。刺身用として出荷するために特別な冷凍処理を施されたB1(ブライン1級)かつおは、解凍されるまで鮮度が保たれ、いつでも最高の状態のものを食べることができ、小分けの真空パックでも販売を行っているので、家庭でも手軽に美味しく食べることができるのも魅力です。その他に、枕崎のご当地グルメには『枕崎鰹船人めし』や『かつおラーメン』などもあります。

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生鮮かつおと冷凍かつお、どちらも一本釣りで丁寧に漁獲! 獲れたての鮮度をお届けします。

 一本釣りは、かつおの魚群を見つけ次第、いわしやあじなどの生きた餌を船体から豪快に撒き、かえしのない釣針がついた一本釣りの竿で次々に釣り上げていく漁法です。  生鮮かつおの漁場は屋久島近海から奄美周辺が中心。水揚げ港は鹿児島港、山川港です。メインは2月~5月ですが、9月中旬~11月にも水揚げされ、平均2~3日操業しますが時期によっては日帰り操業も行っています。水揚げ後の流通が早いため、地元ではほとんど刺身として販売されています。  冷凍の一本釣りかつおの漁場は中部太平洋沖で、枕崎港に水揚げされます。11月~5月の期間に約50日もの長い航海に出て漁を行います。釣り上げられたかつおは、すぐにB1(ブライン1級)凍結にて急速冷凍保存され、釣り上げたときのまま鮮度が保持されているので、刺身やかつおのたたきなどにして新鮮なまま美味しく食べることができます。また、高級な鰹節の原料にもなります。  また、かつおの主要水揚げ地の一つ山川町漁協のHPでは、それぞれの歴史やかつお節の作り方、加工品の販売等をご覧いただけます。  ※B1(ブライン1級)凍結…-20℃の食塩ブラインで8時間かけて冷凍した後、-50℃にて保存する方法。生鮮かつおに負けない品質を保つことができます。死後硬直が始まる前に冷凍される為、水産物の鮮度を数値で表すK値からみると、生鮮かつおより鮮度が良いことが分かっています。 

 

今回は鹿児島県のかつおを紹介しました。

第177弾は、北海道 厚岸のかきを紹介します。

かつおについては和歌山県のプライドフィシュ「ケンケン釣カツオ」、高知県のプライドフィシュ「土佐さが日戻り鰹」、福島県のプライドフィシュ「小名浜のカツオ」、愛媛県のプライドフィシュ「びやびやかつお」、宮崎県のプライドフィシュ「日南のかつお」をご参考に・・・

 

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宮崎県 春のプライドフィシュ「日南のかつお」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第175弾!

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春:日南のかつお(旬2~5月)をご紹介します。

宮崎が誇る「かつお」!春、黒潮にのって「初がつお!」がやってくる ナブラを追いかけ、豪快に釣り揚げる。これぞ「かつおの一本釣り!」

 

プライドストーリー

・日南市は古くから「近海カツオ一本釣り漁業日本一」を誇る! 日南市漁協女性部の加工品「うみっ子節」を開発し、農林水産大臣賞を受賞!

・「かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸! 室町時代から木造帆船で遠洋に乗り出す姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛される程!

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春、2~3月頃になると黒潮に乗ってやってきたカツオが全国に先駆けて宮崎県で水揚げされるようになります。カツオは昔から貴重な水産資源として多くの家庭で食され「初鰹」や「戻り鰹」など季節により呼び名を変え親しまれてきました。地元では、主に、やわらかくもちっとした食感がとてもおいしい“刺身”や“たたき”をはじめ、様々な料理にして食べられ、タウリン、ビタミンA・D・B1・B2等が多く含まれているため、健康には欠かせません。
 日南(にちなん)市は古くから飫肥杉(おびすぎ)や漁業を中心に栄え、中でもカツオは「近海カツオ一本釣り漁業日本一」を誇り、重要な主幹産業となっています。毎年2月から4月は屋久島・奄美大島近海で漁獲したカツオを大堂津(おおどうつ)港、目井津(めいつ)港、外浦(とのうら)港などの母港に水揚げし、産直出荷しています。
 日南市はカツオを使った加工品や料理が人気で、大堂津港がある日南市漁協の女性部はカツオを使った加工品「うみっ子節」を開発し、農林水産大臣賞を受賞しました。また、日南市かつお普及協議会が中心となって立ち上げた「ご当地グルメ 日南一本釣りかつお炙り重」は毎年3万食以上を売上げる人気メニューとなっています。

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かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸! 室町時代から木造帆船で遠洋に乗り出す姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛される程!

 「かつおの一本釣り」それは数多くの漁法の中でもっとも豪快な名人芸。黒潮に乗って宮崎へやってきた、かつおのナブラ(魚群)にイワシの活餌を撒き、釣り竿で釣り上げるという大胆な漁法です。  宮崎県では、20t以上のかつお船と20t未満のかつお船に大別され、また、九州管内を周年の主漁場にする船と関東・三陸方面まで黒潮をともに北上する船に分けられます。その独特の一本釣りは世界のどこを探しても見ることのできない地球に優しいエコな漁法です。  目井津港がある南郷漁協は、宮崎を誇るカツオ漁の中心地で、近海カツオ漁の場合、最新機器の導入や保存技術の向上によって、鮮度の良いカツオが揚がることから、主に刺身用として供給しています。  外浦港がある外浦漁協は、室町時代から貿易で栄えた歴史があり、木造帆船で遠洋に乗り出す漁師たちの姿は「南郷の漁夫は進取的で勇敢なり」と称賛されていました。外浦を代表するカツオ一本釣り漁は近海で2日~7日程度かけて沖縄南西諸島から三陸沖にかけてカツオを追って移動しながら漁を行っています。漁から帰ってくると、水揚げ量や帰船時間に合わせて漁協が出荷先を決め、運送作業をその都度行っています。

 

今回は宮崎県のかつおを紹介しました。

第176弾は、鹿児島県 かごしま一本釣かつおを紹介します。

かつおについては和歌山県のプライドフィシュ「ケンケン釣カツオ」、高知県のプライドフィシュ「土佐さが日戻り鰹」、福島県のプライドフィシュ「小名浜のカツオ」、愛媛県のプライドフィシュ「びやびやかつお」をご参考に・・・

 

こだわり抜いた美味しい漬け魚はこちら!

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