minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

長崎県 冬のプライドフィシュ「長崎の養殖クロマグロ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第152弾!

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冬:長崎の養殖クロマグロ(旬11~2月)をご紹介します。

環境に恵まれて育つクロマグロ。締まった身質と上質な脂が自慢!

 

プライドストーリー

・養殖に適したリアス式海岸の入り組んだ地形で育てるマグロ。 ニーズに合ったマグロを生産し、生産量は全国1位!

・県一丸となりマグロを養殖。厳しい審査を乗り越えた品質は抜群!

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入り組んだ地形による養殖に適した海域が数多く存在する長崎県。自然的・地理的な好条件を背景にもつ、全国有数の養殖クロマグロの生産地です。平成26年以降は生産量、出荷尾数ともに全国1位を誇っています。  長崎県の養殖海域は、国内の他の地域に比べて北に位置しているため、海水温が低くマグロの成長に時間がかかりますが、それによって締まりの良い身ときめの細かい脂を持ち、評価されています。さらに、長崎県長崎県まぐろ養殖協議会が連携して高品質なマグロ生産を推進しており、県下の生産者は、長崎県水産試験場の指導のもと試行錯誤を重ね、消費者のニーズに合ったマグロ生産を目指しています。

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県一丸となりマグロを養殖。厳しい審査を乗り越えた品質は抜群!

 県下最大の養殖地である対馬を始め、壱岐・五島・県北・県南地区等の県下各地で生産が行われています。長崎県では、取り上げ(池上げ)から締め方・出荷までをマニュアル化しており、品質管理に努めています。例えば、通常ではマグロは水揚げ時に暴れて体温が上がることで“身焼け”を起こし、身質が低下してしまいがちです。そこで、電気ショッカーを使用することでマグロが暴れないように水揚げし、身焼けを起こさないように工夫をしています。その他にも脱血や神経締め等、鮮度保持に努めています。  「長崎の養殖クロマグロ」は、長崎県や大学、消費者団体、業界などで構成される認定委員会に認められた適正養殖認定養殖業者が生産したものです。種苗から餌や投薬、漁場に至るまで詳細な審査を受けて育ったマグロは安全、安心の品質はもちろん、抜群の味が自慢です。

  

今回は長崎県クロマグロを紹介しました。

第153弾は、大分県 かぼすブリを紹介します。

まぐろについては宮崎県のプライドフィシュ「宮崎近海生マグロ」、青森県のプライドフィシュ「深浦マグロ」、沖縄県のプライドフィシュ「沖縄美ら海マグロ」、三重県のプライドフィシュ「伊勢まぐろ」、和歌山県のプライドフィシュ「紀州勝浦産生まぐろ」をご参考に・・・ 

 

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福岡県 冬のプライドフィシュ「筑前海の真かき」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第151弾!

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冬:筑前海の真かき(旬11~3月)をご紹介します。

真かき産地ならではの新鮮な味わいを楽しめるのが自慢

 

プライドストーリー

・県内各地で真かき養殖が盛んに行われています

・新鮮でおいしいかきの生産はもちろん、環境保全も怠りません

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筑前玄界灘(引津湾や船越湾など)では、平成8年ごろから真かきの養殖を行っています。かきの養殖は福岡県内広域でされていますが、代表として3つのブランドを紹介します。 ■糸島カキ:糸島漁協(福吉漁港、深江漁港、加布里漁港、船越漁港、岐志漁港、野北漁港)  背振山系のきれいな森と川の恵みに育まれ、プランクトンが豊富な沖合で養殖しているため身が大きく味わいがあります。 糸島カキ http://www.foitoshima.jf-net.ne.jp/   ■唐泊恵比須かき:福岡市漁協 唐泊支所  唐泊では平成13年から試験養殖を始め、平成15年に商標登録し、本格的に事業化しました。唐泊恵比須かきは身入りが良く引き締まっているのが特徴です。また唐泊では、真かきに加え、岩かきもあり、かきの成長度合いや収獲状況によって4月中旬~5月上旬頃には両方を楽しむことが出来ます。 唐泊恵比須かき http://www.karatomari.jp/   ■若松妙見かき:北九州市漁協 脇之浦地区  5年の歳月をかけて試験養殖を行い、2015年から真かき養殖を事業化しました。響灘の荒波に育まれた身は大きく味が濃いのが特徴です。  その他、福岡県内各地で真かきを生産しています。地域によって異なる特徴を持った真かきをお楽しみください。

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新鮮でおいしいかきの生産はもちろん、環境保全も怠りません

 植物プランクトンが豊富な対馬海流や、潮の干満の差が大きいこと等から、かき養殖に適しています。冬から春にかけて種貝を筏に吊るし、次の冬に収獲を行います。収獲した後は、出荷に向けてカキに付いたフジツボやゴミなどを一個ずつ綺麗に削り洗っています。  また、漁港のすぐ側では、“福岡の冬の風物詩”として定着した、自分で焼いて食べられる「かき焼き小屋」があります。週末ともなると、かき焼きを求め県内はもとより県外・国外の方も大勢来店します。かき小屋周辺の道路は渋滞が発生いたしますので、ご来店の際は時間にゆとりをもってお越しくださいますようお願いいたします。  さらに、かき焼き小屋等で食べた後に出るかき殻は廃棄せず、肥料として再利用する体制を整え、環境保全への対応も行っています。

  

今回は福岡県のかきを紹介しました。

第152弾は、長崎県 長崎の養殖クロマグロを紹介します。

かきについては石川県のプライドフィシュ「石川産・岩ガキ」、鳥取県のプライドフィシュ「夏輝(天然の岩ガキ)」、宮城県のプライドフィシュ「宮城の殻付カキ」、広島県のプライドフィシュ「広島かき」をご参考に・・・

 

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高知県 冬のプライドフィシュ「定置獲れたて室戸ブリ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第150弾!

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冬:定置獲れたて室戸ブリ(旬3~5月)をご紹介します。

豊富な餌を食べて栄養を蓄えた、脂のたっぷりのった産卵期のブリ

 

プライドストーリー

・産卵を控えた体は、脂ののりが抜群!漁師も虜になるほど、そのおいしさは折り紙つき

・ブリの習性をうまく利用した定置網漁法で漁獲

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急峻で切り立ち、海洋深層水の宝庫である室戸沿岸。豊富なエサを求め、ブリをはじめとするさまざまな魚が回遊しています。ブリが産卵を控える晩冬から春にかけての3~5月は定置網の盛漁期で、脂ののったブリが大量に漁獲され、漁村が賑わいを見せます。そこで漁獲されたものの中でも、10kgを超えるものを「定置獲れたて室戸ブリ」と呼んでいます。  脂ののったブリは、刺身はもちろん、タタキ、しゃぶしゃぶ、ブリ大根やあら炊きなど、どんな料理でも絶品!その旨さは、明日の漁を控えた漁師もついついブリを肴に呑みすぎてしまうほどです。

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ブリの習性をうまく利用した定置網漁法で漁獲

 主な水揚げ港は高知県漁協佐喜浜町支所、椎名支所、三津支所、高岡支所で、産卵を控えた冬に定置網で習性を利用して水揚げされます。漁法は、大型定置網で垣網(かきあみ)を、身網(みあみ)に向かって張られ、そこにぶつかった魚群を身網に誘導する役目をします。

 身網の最奥部を箱網(はこあみ)といい、これを1日に1~2回引き揚げて魚を取り上げます。 

 

今回は高知県のブリを紹介しました。

第151弾は、福岡県 筑前海の真かきを紹介します。

ぶりについては香川県のプライドフィシュ「ハマチ三兄弟の長男・ひげたぶり」、石川県のプライドフィシュ「天然能登寒ぶり」、京都府のプライドフィシュ「京の寒ぶり」をご参考に・・・

  

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愛媛県 冬のプライドフィシュ「愛育フィシュ マハタ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第149弾!

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冬:愛育フィシュ マハタ(旬12~3月)をご紹介します。

独特の歯ごたえと上品な甘さを併せ持つ知る人ぞ知る幻の魚

 

プライドストーリー

・確かな腕の漁業士が、愛情こめて生産する「幻の高級魚」。 味はもちろん、美容にも嬉しい自慢の魚

・豊かな漁場と良質なエサで育つマハタ。誕生から出荷まで一貫した飼育で品質は抜群。

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マハタは天然の漁獲がほとんどないため知名度は低いものの、独特の歯ごたえと上品な旨みがあり、知る人ぞ知る「幻の高級魚」です。癖のない白身は、和洋中に関わらず幅広い料理で活躍し、加熱しても身崩れしにくいため鍋にもぴったり。お肌にみずみずしさを与えたり、関節炎や骨粗しょう症の改善効果をもつと言われるコラーゲンが豊富に含まれることも嬉しいポイントのひとつです。  かつて愛媛の養殖漁業は、従来はマダイやハマチを主体として、養殖・流通・販売を行うものでした。この状況を打開するために作られたのが「愛媛県認定漁業士協同組合」です。「愛媛県認定漁業士協同組合」は、45歳未満の漁業後継者を対象に県が行う認定漁業士養成講座を受け、認定された漁業士からなる生産者集団のこと。洗練された生産技術により、確かな品質の魚を提供しています。  愛媛県認定漁業士協同組合が県と連携して、マダイやハマチに続く新たな養殖魚として生産されたのが「愛育フィッシュ マハタ」。「愛育フィッシュ」は愛媛で愛情をこめて大切に育てられた、安心・安全・高品質な魚に与えられる名称で、確かな品質と味を誇っています。

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豊かな漁場と良質なエサで育つマハタ。誕生から出荷まで一貫した飼育で品質は抜群

 魚類養殖生産量日本一を誇る愛媛県マハタが育てられるのは、その中でも特に養殖に適した、リアス式海岸と太平洋に近く黒潮が流れ込む、宇和島の豊かな漁場です。愛媛県水産研究センターで生産したマハタの種苗を使い、誕生から出荷までを一貫して県内で飼育。専用のエサは漁業士組合、愛媛大学、県水産研究センターで共同開発したもので、消化吸収が良く、栄養価が高いのが特長です。エサに混ぜ込まれているみかんパウダーは、臭みを抑えるだけでなく、含有されているβクリプトキサンチンという成分によって免疫機能を高められるため、病気に強い元気な魚になるという効果も期待されます。 

 

今回は愛媛県マハタを紹介しました。

第150弾は、高知県 定置獲れたて室戸ブリを紹介します。

  

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山口県 冬のプライドフィシュ「山口あまだい」をご紹介!

 全国プライドフィシュ紹介第148弾!

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冬:山口のあまだい(旬12~2月)をご紹介します。

産地ならではの新鮮な刺身はその名のとおり「甘さ」を味わって

 

プライドストーリー

・漁獲量・品質・鮮度すべてトップクラス!

全国的にも認められる県自慢のブランド魚

・近い漁場で高いままの鮮度を維持。 全国最多の種苗を放流し、資源の回復にも取り組む

 

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身がほのかに甘いことから、その名がついたといわれるあまだい。あまだいには主にシロアマダイ、アカアマダイ、キアマダイの3種があり、山口県で漁獲されているのはアカアマダイです。冬が旬ではありますが、脂肪含有量があまり変動せず一年を通しておいしく味わうことができます。足の速い魚ですが、山口のあまだいは鮮度抜群。中でも「山口はぎ・あまだい連合会」では、漁獲後船上でただちに血抜きする「活き締め」にも取り組んでいます。血抜きをすることで身に血が回らず、おいしくいただくことができます。漁場が近いこともあり、萩のあまだいは市場に並ぶもののなかで鮮度の悪いものはほとんどないというほどの優等生です。

 産地ならではの新鮮なものの身は、淡白ながらも甘さが堪能できる刺身が絶品です。鱗をつけたまま調理したものは、通の逸品。素揚げや塩焼きにすれば、ホロホロの白身とサクサクの鱗付皮目が一度に味わえる絶品料理です。

 山口県では平成7年より、「やまぐちの甘だい」のブランド化に取り組んでいます。鮮度・品質ともに抜群で、水揚げ量は全国的に上位を誇る山口県のあまだい。首都圏などで継続的にPRを実施し、今では首都圏や関西の高級ホテルなどでも利用される、高品質な魚として知られています。

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近い漁場で高いままの鮮度を維持。 全国最多の種苗を放流し、資源の回復にも取り組む

 山口のあまだいは、主に見島沖で漁獲され、萩港、仙崎漁港で水揚げされます。漁法は延縄漁業や小型底引き網漁業が中心です。延縄漁業では、全長数kmにもなる幹縄に数百本の枝縄を付け、その先端に釣り針を付けた漁具を海底に設置。それを巻き上げて、一尾ずつ釣り上げていきます。釣り上げた魚は船上ですぐに氷で冷やした海水が入った「魚タンク」に入れて鮮度を保ちます。この「魚タンク」の海水と水の割合が重要で、漁師それぞれが、あまだいを良い状態に保つため腕を磨いています。また、水揚げ時は氷を敷いた発泡スチロールの箱へ直ちにあまだいを入れて冷却。「山口はぎ・あまだい連合会」では、ふたを高くした専用の箱を作り、鮮度と品質保持に力を入れています。

 かつて旧:山口はぎ漁協(現:山口県漁協萩支店)の漁師約40人が、あまだいの種苗生産に取り組んでいた京都府の独立法人水産総合研究センターを訪ねたことをきっかけに、平成14年に「山口はぎ・あまだい連合会」を設立しました。平成15年からは県水産研究センターも種苗生産に取り組むようになり、今では全国最多の種苗を放流しています。

 また、平成18年より「山口県日本海海域アマダイ類資源回復計画」を策定し、「禁漁期間の設定」「漁具の規制」「人工種苗の放流」などを行い、資源回復に努めています。 

 

今回は山口県のあまだいを紹介しました。

第149弾は、愛媛県 愛育フィシュ マハタを紹介します。

あまだいについては福井県のプライドフィシュ「若狭ぐじ」、京都府のプライドフィシュ「丹後ぐじ」をご参考に・・・

 

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広島県 冬のプライドフィシュ「広島かき」をご紹介!

 全国プライドフィシュ紹介第147弾!

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冬:広島かき(旬12~2月)をご紹介します。

かき生産量日本一を誇る広島かき!口の中にひろがる海の旨みは絶品!

 

プライドストーリー

・大粒でプリプリの身につまる、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめる広島かき! 生産・歴史ともに日本一の広島かきをご賞味ください!

・おいしいかきが広島で生まれる秘訣は4つの地の利にあり!

 

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かきの生産量全国1位を誇る広島では、全国の約6割シェアを占めています。  広島かきの特徴は身がプリっとしていて濃厚な味わいが楽しめます!最も旬な時期は年明けの1月~2月頃で、その時期はかきの体内においしさの元となるグリコーゲンが大量に蓄えられ、旨みが増すといわれています。また、かきはビタミンB群や鉄などのミネラルが豊富なため、肝機能を高め、体力をつけると言われています。子供からお年寄りまで全世代に食べていただきたい食材です!  広島かきの人気の秘密はその美味しさはもちろん、確かな安全性にもあります。広島県産のかきは県が独自に条例を定めるなど、食品衛生上の安全対策には特に力をいれています。  かきの仲間が地球上に現れたのはなんと1億年前といわれており、広島でも古来、天然のかきがとれていて、人々は岩や石についているかきを自由にとって食べていました。これは縄文時代弥生時代貝塚からかき殻が出てくることがそのことを証明しています。そして、養殖が始まったのは、約450年前の室町時代1924年に役場が発行した案内にはこう記されています。「天文年間(1532~55)安芸の国(=広島)において養殖の法を発明せり」広島におけるかき養殖の記述としては最も古いものだとされています。養殖初期の方法としては干潟に小石を並べてかきを付着させて育成を図る「石蒔養殖法」、木や竹を干潟に突き付けて育成する「ひび建て養殖法」などが行われていたようです。現在の「筏垂下式養殖」になったのは戦後のことで、そこから広島かきの生産量は飛躍的に伸びたといわれています。

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おいしいかきが広島で生まれる秘訣は4つの地の利にあり!

  広島かきの養殖方法は筏垂下式養殖(又はかご養殖)で、養殖漁場は広島県中部・西部海域が中心です。かきの味は養殖漁場の自然環境によって大きく左右されると言われ、広島がかき養殖に最適な理由は次の4つの要素が挙げられます。 ①:穏やかな地形・風波・潮流  島や岬に囲まれ、波が静かで、潮の流れも適度にあり、かきの生育に良い条件がそろっています。また、養殖筏が安全に設置できることも良い条件です。 ②:かきの生理機能にぴったりの水温変化  かきの生理は水温に影響されます。広島の海は夏の水温上昇が産卵に刺激を与え、秋の水温低下がグリコーゲンの蓄積(かきの身入り)を勧めます。 ③:ほどよい塩分濃度  流れ込む河川水の影響で梅雨時期から夏にかけて、海水中に塩分濃度の差による層ができます。このため、かきのエサや栄養塩、酸素等の上下混合はほとんどなく、水平的な拡散・移動が中心になります。これは甘い水(=少し薄い海水)を好むかきに有利な条件となります。 ④:豊富なプランクトン  養殖漁場へ流れ込む河川水によって運びこまれた栄養塩がかきの大好物な植物プランクトンの増殖に大きく貢献しています。

  

今回は広島県のかきを紹介しました。

第148弾は、山口県 山口のあまだいを紹介します。

かきについては石川県のプライドフィシュ「石川産(岩がき)」、鳥取県のプライドフィシュ「夏輝(天然の岩ガキ)」、京都府のプライドフィシュ「丹後の海育成岩ガキ」、宮城県のプライドフィシュ「みやぎの殻付カキ」をご参考に・・・

 

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岡山県 冬のプライドフィシュ「げた(舌平目)」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第146弾!

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冬:げた(舌平目)(旬12~4月)をご紹介します。

岡山県産舌平目、通称「げた」は、フレンチ・イタリアンでは言わずとしれた高級魚!“おかやまソール”

 

プライドストーリー

・おかやまソールのシンデレラストーリー「脂肪が少なく上品な味…これは魚の女王だ!」

・あまりにも身近すぎて、その真価に気づいていなかった!

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岡山方言で「げた」。履物の下駄である。有明海では「靴底」、欧米では同じく「ソール」。名は体を表しているわけです。「舌平目」と言えばなんだか高級感があるのになあ。  岡山の人に「げた」のことを尋ねると堰を切ったように答えが返ってくる。それは、幼いころに夕食のおかずに食べた煮つけの味、冬の朝、食卓においてある煮つけのにこごり、小げたのからあげの香ばしさ。   懐かしい味の思い出と「ああ、久しぶりに食べたいなあ」と言うためいきと。   小骨がなく、身離れが良いので子供にも食べやすい。低温下に置いておくと煮汁はにこごりになり、美味しいジュレができる。コラーゲンたっぷりなのでご婦人方にも喜ばれる。   「げた」は岡山の底魚の代表魚種です。たくさん取れるので安い。安いからしょっちゅう食卓に上る。だから思い出に残る。なんだかんだ言っても美味しい。岡山県民のまさに「ソウルフード」なんです。  この「げた」、フレンチ・イタリアンの世界では言わずと知れた高級食材なんです。「舌平目のムニエル」なんか食べたことがありますか。岡山の海にはそんな実力者が泳いでいます。上品で味わい深く、ナイフとフォークで食べやすいお行儀のよい魚です。  フレンチでは「ドーバーソール」が有名で、高級店ではフランスから鮮魚で輸入しているそうです。  岡山の「げた」はすごい実力の持ち主だったんです。  今、我々は「げた」を「おかやまソール」と名付けて県外の人に食べてもらう働きかけをしています。なかでも、500g以上の大型の魚を、大都会の有名レストランのシェフにお届けし、食材に加えていただいています。  岡山のみんなが親しんでいる「げた」が華やかなグルメの世界で「おかやまソール」としてレストランのアイドルになる。  そんなシンデレラストーリー作戦を展開していきます。

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あまりにも身近すぎて、その真価に気づいていなかった!

  広く県内全域の漁港に水揚げされますが、底曳網での漁獲が最も多いので底曳網の操業漁船が多い、日生町牛窓町・胸上・児島下津井地区・寄島町笠岡市などの漁協に多く水揚げされ、そこの直売所などでは年中求めることができます。底曳網以外では、刺し網・定置網で漁獲されます。 <底曳網とは>  小型機船底曳網と言い、5トン未満の漁船に15馬力以下のエンジンを積んで船尾から網を降ろし、海底や海底近くにいる魚介類を獲る漁法です。獲ろうとする魚種や海底の状態により漁具の仕掛けや網の構造が違い、多くの魚種を対象に操業されており、岡山県で最も操業する人が多い漁法です。 

 

今回は岡山県の舌平目を紹介しました。

第147弾は、広島県 広島かきを紹介します。

 

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