minato-daizoの日記

魚について色々紹介します。

神奈川県 冬のプライドフィシュ「小田原のイシダイ」をご紹介!

 

全国プライドフィシュ紹介第131弾!

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冬:小田原のイシダイ(旬1~3月)をご紹介します。

身の締まったゼブラの魚体。独特の歯ごたえと脂の香りをご堪能ください

 

プライドストーリー

・釣りの世界では幻の高級魚! 口の中に広がる独特の旨みが格別

・全国でも珍しい、定置網による「幻の魚」の大量漁獲

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相模湾には水深1000メートルを超える相模トラフが存在し、富山湾駿河湾と並び日本三大深湾に数えられています。小田原では、1000メートル以上の深さまで一気に斜面が続きます。小田原漁港がある早川から沖に500メートル~1キロメートルの地点で既に水深100メートルに達し、すり鉢のように海底の谷になっています。深海から湧昇流が昇り、沖合を黒潮が通るなど変化に富んだ海となっています。  また、酒匂川や早川は、箱根、丹沢などの豊かな森の養分を相模湾に送っています。このように陸から、沖から栄養が流れ込んでくるため、餌が豊富で、小田原の魚は「脂ののり」、「味(甘み)」、「香り」の3拍子が揃っています。  この相模湾の冬から春にかけて漁獲されるのが、「イシダイ」。  釣りの世界では「幻の高級魚」と名高いイシダイ。特に冬場のものはこってりとした脂が乗り、歯ごたえは抜群。噛むと独特の旨みと個性的な脂の香りが、口いっぱいにあふれます。刺身はもちろん焼き物や煮つけ、アラ汁にしてもイシダイの魅力を堪能することができます

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全国でも珍しい、定置網による「幻の魚」の大量漁獲

 小田原のイシダイは定置網でまとまって漁獲されます。定置網は、数100メートルほどの「迷路」のついた「わな」のような袋状の網です。魚は群れで泳いでいるうちに迷い込み、出られなくなってしまうのです。  神奈川県西部は、急に深くなる地形のため、日本でも有数の定置網漁場です。小田原には4つの大型定置網が、岸近くの水深60メートル位までの場所に設置されていて、陸上からでも定置網のある場所には、たくさんのブイが水面に並んでいるのが見えます。 釣りの世界では幻とまで言われているイシダイが、まとまって定置網で漁獲されるのは全国的にもとても珍しいこと。12月頃より米神や石橋などの小田原近海の定置網で漁獲され、漁獲量はトン単位にも及びます。

  

今回は神奈川県のイシダイを紹介しました。

第132弾は、新潟県 南蛮エビを紹介します。

 

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千葉県 冬のプライドフィシュ「房総沖のマカジキ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第130弾!

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冬:房総沖のマカジキ(旬11~2月)をご紹介します。

鮮やかなオレンジの身が絶品。「全身が中トロ」ともいわれる高級魚

 

プライドストーリー

・良質なサンマやサバを食べて育つ、晩秋のマカジキ。 しっとりと脂がのったきめ細やかな身は、刺身がおすすめです。

・港から100マイル離れた遠い漁場で長時間の操業。 苦労しながら漁獲されるマカジキは、まさに「海の男の贈り物」

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マカジキは、成長すると全長3m、重量は100kg以上にもなる大型のカジキ類です。体色は背中側が濃い青色、側面には水色の縞模様が十数本あり、上顎が細長く伸びて槍のように尖った「吻(ふん)」を持っているのが特徴です。吻の一突きは外敵に致命傷を与えるのに十分な威力で、振り回して餌となる魚を捕獲したり、大型のサメ類から身を守るのに活用しています。カジキ類は水中で最も速く泳ぐことができる動物としてギネスブックに登録されており、その速さは時速100kmにも達します。

 カジキ類のなかでも高級品として位置づけられるマカジキ。晩秋から初冬にかけて千葉県海域に南下してきます。一緒に回遊してくるサンマや脂ののったサバを餌としているため、脂ののりが良く身質は最高級。きれいなオレンジの身色が食欲をそそります。特に脂ののったマカジキは、なんと全身が中トロ。煮ても焼いてもおいしくいただけますが刺身にすると格別の味で、寿司だねとしても重宝されています。また、カジキの内臓を使った塩辛はお酒がすすむ珍味です。

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港から100マイル離れた遠い漁場で長時間の操業。 苦労しながら漁獲されるマカジキは、まさに「海の男の贈り物」

 

 房総半島から伊豆諸島にかけての黒潮付近が主たる漁場です。遠いときは港から100マイル(161km)の沖で操業することもあります。主な漁法は「カジキ縄」と呼ばれる浮きはえ縄で行いますが、かつては「カジキの突棒(つきんぼ)」と言われる漁法も行われていました。「カジキの突棒(つきんぼ)」では、夏場になると三陸沖のカジキを狙って1~2ヶ月遠出し、見つけると船の先端に身を乗り出して銛(もり)で突きます。千葉県の一本釣り漁船の先端が細長く伸びているのは、この漁法の名残です。

 「カジキ縄」では、早朝に出港してからはじめに餌となるサバを沿岸で釣り、その後漁場に移動。漁場では操業船が1マイル間隔に並び、沖に向かって縄を張っていきます。その長さは15~20kmにも及ぶほど。張り終えると次は沖から岸に向かって縄を揚げていき、かかったカジキを取り上げます。港に戻るのは夜中になることもしばしば。凪の日が続くと、長時間の操業が続き過酷な日々となります。また漁場が遠いため時化の影響を受けやすいなど、小型船にとっては操業がつらい漁法の一つであるといえます。このような漁師の苦労を経て漁獲されるマカジキは、まさに「海の男の贈り物」。いつでもスーパーで手に入る食材ではありませんが、見つけたときはぜひおいしさを味わっていただきたい逸品です。 

 

今回は千葉県のマカジキを紹介しました。

第131弾は、神奈川県 小田原のイシダイを紹介します。

 

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茨城県 冬のプライドフィシュ「茨城常磐のまさば」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第129弾!

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冬:茨城常磐のまさば(旬11~1月)をご紹介します。

北の海で丸々と太ったまさば。脂肪を蓄えた体には脂がたっぷり

 

プライドストーリー

・漁獲量日本一を誇る茨城常磐のまさばは、 風味も栄養量もハイレベル

・それぞれの船で役割を分担し、連係プレーで大群をすばやく漁獲

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日本近海で主に漁獲されるさばには、「まさば」と「ごまさば」の2種類があり、一般的にまさばの方が脂が多く旨味も勝るといわれています。  常磐沖で漁獲されるまさばは、伊豆半島沖で春ごろに産卵し、餌を食べながら北上します。その後、北海道沖で餌となるプランクトンを食べ、脂肪を豊富に蓄え丸々と太ったまさばが、産卵のために南下し、常磐海域で漁獲されます。特に秋から冬にかけて獲れる大型のまさばは身に脂肪が入りつつもほどよくしまり、その風味は格別です。日本の各地で漁獲されているまさばですが、茨城県の属人水揚量は全国1位を誇ります。  まさばには、EPADHAが豊富。青魚の中でも群を抜いて多く含まれています。他にもビタミンA、ビタミンB2ビタミンD、鉄、ナイアシンなど健康に役立つ栄養が豊富です。ガンや血栓症、痴呆症の防止、高血圧や肝臓病などの成人病予防にも効果的と言われています。他にも健康な爪や皮膚をつくり炎症を防ぐ、骨や歯の発育を促す、口内炎口角炎を防ぐ、とり目やかすみ目を防ぐといわれるなど、良いこと尽くめの魚です。  さばは味噌煮や竜田揚げ、しめさばなどで食べるのが一般的ですが、旬で脂ののったまさばは塩焼きが絶品です。

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それぞれの船で役割を分担し、連係プレーで大群をすばやく漁獲

 

 主にまき網漁業、定置網漁業で漁獲されます。まき網の漁場は八戸から房総海域にかけて、北部太平洋海域の広範囲に形成されますが、常磐沖で獲れるまさばは漁場も近いため、非常に鮮度がよいです。  まき網漁業では、魚群探知機で魚の群れを探し、長さ1,000m~1,800m程度の網を素早く魚群を囲むように投網します。通常1船団は網船、魚探船、運搬船に役割分担され、連係プレーで漁を行います。

  

今回は茨城県のまさばを紹介しました。

第130弾は、千葉県 房総沖のマカジキを紹介します。

 

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福島県 冬のプライドフィシュ「メヒカリ」をご紹介!

全国プライドフィシュ紹介第128弾!

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冬:メヒカリ(旬1~2月)をご紹介します。

口どけの軽い、とろける白身は絶品。皮まで柔らかな福島県産は丸ごとがオススメ

 

プライドストーリー

いわき市の魚としてPRし、知名度向上! 脂ののった身は干物や唐揚げ、天ぷらなど楽しみ方はさまざま

・沖合いの深くに住むメヒカリは底曳網漁業で水揚げ

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目が青く光っていることからその名がついたメヒカリ。青森県から鹿児島県まで太平洋沿岸に広く分布し、中でも常磐沖は全国有数の漁場です。福島県では古くから親しまれている魚ですが、全国的な知名度は低いものでした。そこでいわき市は、市の魚の制定してPRを行うなど地道な努力を継続。今では全国的にも知られる魚となっています。

 見た目に反し、淡白な白身とふんわりした食感がおいしいメヒカリ。福島県産は、脂ののりもよく、干物や唐揚げ、天ぷらに加え刺身でも食べられます。また、皮が柔らかいことも特徴のひとつ。丸ごと食べても食感がよく絶品です。

 産卵期は2~7月と推測され、福島県沖には0歳魚の冬から1歳魚の秋まで分布していますが、その後はどこかへ移動してしまいます。産卵場や成熟年齢、移動回遊などわかっていないことも多い、謎の多い魚です。

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沖合いの深くに住むメヒカリは底曳網漁業で水揚げ

 

 いわき地方、相馬地方で主に水揚げされます。福島の沖合の比較的深い場所に住んでいるため、多くは沖合底曳網で捕獲されます。0歳魚は水深150~450mの広い範囲に分布しますが、成長に伴い、水温が高い水深150~200mに移動します。  福島県水産試験所ではメヒカリの魚価向上の糸口を見つけるべく、他地域で漁獲されるメヒカリと比較した結果、福島県産のメヒカリは他地域産の同サイズのメヒカリと比べて粗脂肪が高いことが確認されました。

  

 今回は福島県のメヒカリを紹介しました。

第129弾は、茨城県 茨城常磐のまさばを紹介します。

メヒカリについては宮崎県のプライドフィシュ「宮崎メヒカリ(アオメエソ)」をご参考に・・・

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山形県 冬のプライドフィシュ「紅えび」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第127弾!

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冬:紅えび(旬12~1月)をご紹介します。

甘さ絶品、庄内浜の紅い宝石。とろける刺身で召し上がれ

 

プライドストーリー

・きれいな海洋深層水水域が育む、目にも鮮やかな紅色の甘えび

・庄内浜は、全国でも5本の指に入る紅えびの一大産地です!

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山形県庄内浜では、甘えび(ホッコクアカエビ)のことを、女性の唇に紅を塗ったさまに色形が似ていることから「紅えび」と呼ばれてきました。紅えびは、水深300m付近の海底の大変きれいな海洋深層水域に生息し、底曳網で漁獲されます。栄養豊富な水域で育つため、小ぶりながら非常に甘味が強く、刺身で食べるのが大変美味です。

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庄内浜は、全国でも5本の指に入る紅えびの一大産地です!

 

 全国でも5本の指に入るほどの紅えびの一大産地でありながら、自分達の獲ってきた紅えびを地元である庄内でさえ見かけることが少ない・・・。そんな悩みを持っていた庄内浜の漁業者たちが一念発起。何とかして県内どこに行っても紅えびが見られ、食べられる環境をつくるために量販店とタッグを組んで、地産地消の取り組みを展開しています。

 漁法は、沖合底曳網漁業、小型底曳網漁業が中心。水深300m付近の海底に生息する紅えびを漁獲し、主に酒田港、由良港、念珠関港で水揚げしています。

 

  今回は山形県の紅えびを紹介しました。

第128弾は、福島県 メヒカリを紹介します。

 

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秋田県 冬のプライドフィシュ「秋田ハタハタ」をご紹介!

 全国プライドフィシュ紹介第126弾!

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冬:秋田ハタハタ(旬11~12月)をご紹介します。

秋田の県魚は、淡白な身と弾ける卵が自慢。 わずか1ヶ月だけ沿岸の漁場を沸かす、神の魚

 

プライドストーリー

・焼いても煮ても、鍋にしても、絶品。 淡白な味わいとツルッとした舌触りがクセになる!

・かつての危機を乗り越えて、資源を回復。 自慢の味を守るため、さまざまな取り組みが続く

 

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「ハタハタがないと正月が迎えられない」と言うほど、秋田県民の生活に密着してきた魚。漢字では「魚」へんに「神」で、「鰰」。普段は全く姿を見せない魚が、正月前に突然、大群で押し寄せてくることから、神様の恵みの魚であるとした敬意の証です。秋田のハタハタは、魚体の大きさが特徴。火の通りがよく、馬の息でも煮えると言われるほど。熱が入れば骨と身が簡単に離れるため、大変食べやすい魚です。漁期は、11月後半から12月にかけてのごくわずかな期間。昔は、この時期に大量に漁獲したため、秋田県民は早く、美味しく、たくさん食べられる料理法を生みだしました。片面約4分で焼き上がる塩焼き、醤油・酒・みりん・砂糖でサッと煮付けた醤油煮は、秋田を代表する郷土の味。また、ハタハタを醗酵させて造る漁醤「しょっつる」を使って、さらにハタハタを炊く「しょっつる鍋」はその旨味を存分に堪能できる、とっておきの料理です。そして極めつけは、メスが抱える「ブリコ」(卵)。独特の粘りとプチプチとした食感、口に弾ける豊かな風味は、まさに神の恵み。ハタハタでしか味わうことのできない逸品です。その他にも、お米と一緒に発酵させた「ハタハタ飯寿司」や、干物、塩漬け、糠漬け、麹漬けなどの加工食品も、古くから保存食として親しまれてきました。近年も、さまざまな調理法が生み出されています。ぜひ一度、秋田ハタハタをご賞味ください。

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かつての危機を乗り越えて、資源を回復。

自慢の味を守るため、さまざまな取り組みが続く

 

 かつて年1万トンを越えるほどだった秋田県のハタハタ漁獲量は、昭和51年をピークに減少。日本海の水温の変化や、地域によっては産卵量に対する藻場(産卵できる場所)が不足していたといったことが原因だった言われています。その危機的状況に際し、漁師たちが下した決断が、3年間の禁漁でした。平成4年9月から平成7年9月まで、全面的に禁漁を実施したのです。解禁後も、漁獲量に上限を設定したほか、禁漁区の拡大や操業期間の短縮など、厳しい管理のもとで漁業を行っています。さらに平成11年には、青森、秋田、山形、新潟県の関係漁協の間で、北部日本海海域ハタハタ資源管理協定を締結。漁獲してよいサイズを決めるなど、さまざまなルール化が図られました。秋田県内では、さらに厳しい漁業調整規則による制限を設け、資源管理を徹底化しています。

 また、規制を設けるだけでなく、ハタハタが産卵・孵化しやすい環境を整えたり、種苗生産と放流も実施。今後のさらなる安定化に向けて、さまざまな取り組みが続けられています。

 

 今回は秋田県のハタハタを紹介しました。

第127弾は、山形県 紅えびを紹介します。

 

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宮城県 冬のプライドフィシュ「みやぎの殻付カキ」をご紹介!

 

 

全国プライドフィシュ紹介第125弾!

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冬:みやぎの殻付カキ(旬11~3月)をご紹介します。

みやぎのカキはひとつじゃない!豊かな環境で愛情を受けて育つ自慢の逸品

 

プライドストーリー

・恵まれた環境で育つ大粒カキは、品質管理も徹底。 こだわり強い生産者が生む、魅力溢れるみやぎのカキ

・長い歴史の中で培われた技術と知識を使い浜ごとに適した漁法で養殖

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 国内有数のカキ養殖地帯として、古くから盛んに養殖が行われてきた宮城県。沿岸は入り江や内湾が多く潮の流れが穏やかで、カキ養殖に非常に適した環境です。さらに、山々から注ぎ込まれる水は植物プランクトンをはじめとした栄養が豊富なため、身が大きく甘いカキが育ちます。その中でも「生カキの取り扱いに関する指導・指針の基準」を満たした安全なカキのみを選別したものが「みやぎの殻付カキ」。ノロウイルス検査・貝毒検査・カキ放射能検査なども徹底し、国内産地で最も高い検査基準を満たす安全でおいしいカキを生産しています。

 生産者ひとりひとりが強いこだわりを持って行う、宮城のカキ養殖。強い競争意識を持ち生産者同士が切磋琢磨しながら、一粒一粒愛情込めて育てています。各浜が生育に合わせた独自の養殖技法を使うため、多様な種類のカキが存在するのも宮城県の特徴。3年もの長い生育期間で育まれる「唐桑もまれ牡蠣」や、殻から溢れんばかりに身入りをした、1年物とは思えない「長面浦かき」、北上川の恵みで育つ石巻産の「万石浦カキ」、身入りの早さが特徴の『鮮カキ「鳴瀬」』など、さまざまな特徴をもつカキが育まれています。

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長い歴史の中で培われた技術と知識を使い浜ごとに適した漁法で養

宮城県のカキ養殖の歴史は古く、江戸時代末期から行われていました。大正12年、垂下養殖法が開発されると、松島湾から気仙沼までの沿岸一帯で盛んに養殖されるようになりました。現在は、松島湾万石浦などの水深が浅い場所では簡易垂下式、外洋に面した石巻湾牡鹿半島周辺では延縄垂下式、北部では筏垂下式と、それぞれの浜にあった方法で生産、水揚げしています。

 

 今回は宮城県のかきを紹介しました。

第126弾は、秋田県 秋田ハタハタを紹介します。

かきについては石川県のプライドフィシュ「石川産(岩がき)」、鳥取県のプライドフィシュ「夏輝(天然の岩ガキ)」をご参考に・・・

 

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